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インテリアデザインの半世紀
戦後日本のインテリアデザインはいかに生まれどう発展したのか?
東京オリンピックの前年、1963年から今日までのインテリアデザイン50年の変遷を総括する。写真、図版を多数収録。
【目次】
- Prologue
- 1960年に始まる論争が戦後日本のインテリア・デザインの区切りだった 柏木博
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- 第1章 インテリアの発生と成長 ― 1960~70年代を中心に
- 日本のインテリア・デザイン ―剣持勇と渡辺力― 勝見勝
- 戦後・デザインの光明 豊口克平
- インダストリアルデザイナーのインテリアデザイン観 榮久庵憲司
- 個人と社会をつなぐインテリアデザイン 内田繁
- 空間に輝く光彩を求めて ― 時の流れとタペストリー ― 山岸柾史
- 時空を、超えるのは 葉祥栄
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- 第2章 拡大するインテリアデザインの舞台 ― 1980年代を中心に
- 逆喩のレトリック 竹山実
- 品性を失わせるスピードという魔物 倉俣史朗
- インテリアデザインの発見 飯島直樹
- 芸術家の同志 美を死の直前まで追求 ― 熱い心意気、すべてが刺激的 ― 安藤忠雄
- インテリア・デザイナーとのコラボレーション 田中一光
- 初期の仕事 ― バー・ラジオ 杉本貴志
- 自分のオリジナルを創り出す 石井幹子
- 「人間のためのデザイン」という普遍的テーマ 日野永一
- ひとと技術をつなぐデザイン 川上元美
- 大学のデザイン教育を憂慮する 伊東豊雄
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- 第3章 文化領域としてのインテリアデザイン ― 1990年代以降
- 「私」という建築手法を拡張すること 隈研吾
- 美を感ずる心 日比野克彦
- これまでの50年、これからの50年 原兆英
- 車両のデザイン 松本哲夫
- 人間の五感に寄り添う想像を 北山孝雄
- アートを「共有」し、「つながり」を生む 妹島和世
- 神聖なる空間の出現を求めて 千住博
- 本物と本物風の素材 坂本和正
- ライトの建築の魅力 樋口清
- インテリアは人生の一部 川上玲子
- インテリアデザインの自立性時代 黒川雅之
- 拡大し続ける空間の実態 近藤康夫
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- 第4章 生活文化とデザイン教育の追及 ― ICSの意義と展望
- 芸術の未来としてのデザイン ― IADが目指したもの 伊東順二
- 日本空間から受けたインスピレーション クリスト・アンド・ジャンヌ=クロード
- デザインマネジメント、デザイン教育のあり方について アルベルト・アレッシィ
- 人を残して死ぬ者は上 河原敏文
- からっぽの建築を満たすこと マニュエル・タルディッツ
- 多くの人々に支えられたICSの先見性 島崎 信
- 『柿の木坂新校舎』― 創立50年の中間点に立ち会って 藤木隆男
- インテリアは空気。それは、人の暮らしの結果。 山本寿美子
- インテリアデザインの半世紀 柄澤立子
これまでに紹介した書籍・本