「LEXUS DESIGN AWARD 2015(レクサス デザイン アワード)」入賞作品発表

「LEXUS DESIGN AWARD 2015(レクサス デザイン アワード)」入賞作品発表

2015/02/18 UPDATE

全世界の次世代を担うクリエイターを対象とした国際デザインコンペティション「LEXUS DESIGN AWARD 2015」。入賞者に与えられるのは4月のミラノデザインウィークでの作品展示の機会。プロトタイプ展示とパネル展示があり、プロトタイプ展示に選ばれた入賞者には制作支援金が与えられ、メンターと共にプロトタイプ制作を進める。ついにその入賞者が発表された。

第1回目は「INAHO」(tangent:小野恵央/吉本英樹)、「Making Porcelain With an ORIGAMI」(五十嵐瞳)が、第2回目は「Iris」(セバスチャン・シェラ)、「Macian」(ジェイムズ・フォックス)がプロトタイプ制作作品に選ばれた。第3回目となる「LEXUS DESIGN AWARD 2015」では、プロトタイプの制作展示がこれまでの2組から4組へと増えた。これについては、審査員PAOLA ANTONELLI氏の「プロトタイプ制作が2作品から4作品に増えたのは素晴らしいことだと思います。主催者であるLEXUSの決断でしょう。より多くのクリエイターに機会を与えたい、という気持ちの表れだと思います」というコメントからも、その意図が分かるだろう。

今回のテーマは“Senses”「五感」。72カ国から1,171作品もの応募があった。2014年11月には、世界中で活躍する審査員・メンターが一堂に会し、厳正な審査が行われた。選ばれたプロトタイプ制作の4作品について、メンターはどのように評価し、考えたのか。それぞれにインタビューすることができたので紹介したい。


Vol.1メンターインタビュー:ネリ・アンド・フー氏、プロトタイプ制作作品「ANIMAL MASKS」

ネリ・アンド・フー氏
ネリ・アンド・フー氏
neri&hu design and research office
www.neriandhu.com

「ANIMAL MASKS」のメンターであるネリ・アンド・フーは今年が初参加。上海をベースに、建築を中心にブランディングやプロダクトまで幅広く手掛ける彼らは、どうして「ANIMAL MASKS」を選んだのだろうか。

「この作品は、多くの可能性を秘めていると感じました。彼がデザインを探求しているという事実、そしてテクノロジーに囲まれた環境の中で、敢えて原始的な視点から、まだ知られていない人間の動物的感覚を探求するという事実が、とても興味深いと感じました」

「ANIMAL MASKS」動物の能力を体験できる、デジタルデバイスを内包した仮面
「ANIMAL MASKS」動物の能力を体験できる、デジタルデバイスを内包した仮面
受賞者:海老塚 啓太(日本)
受賞者:海老塚 啓太(日本)

LEXUS DESIGN AWARD 2015

INDEX

メンターインタビュー:ネリ・アンド・フー氏、プロトタイプ制作作品「ANIMAL MASKS」

VOL.1

メンターインタビュー:ネリ・アンド・フー氏、プロトタイプ制作作品「ANIMAL MASKS」

メンターインタビュー:アーサー・ファン氏、プロトタイプ制作作品「Diomedeidae」

VOL.2

メンターインタビュー:アーサー・ファン氏、プロトタイプ制作作品「Diomedeidae」

メンターインタビュー:マックス・ラム氏、プロトタイプ制作作品「LUZ」

VOL.3

メンターインタビュー:マックス・ラム氏、プロトタイプ制作作品「LUZ」

メンターインタビュー:ロビン・ハニキー氏、プロトタイプ制作作品「Sense-Wear」

VOL.4

メンターインタビュー:ロビン・ハニキー氏、プロトタイプ制作作品「Sense-Wear」

お問い合わせ

LEXUS DESIGN AWARD 2015

http://www.lexus-int.com/jp/design/lda/