ART×ENERGY これからのデザインとエネルギーのかかわり方

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これからのデザインとエネルギーのかかわり方

2012/03/28 UPDATE

Vol.3太陽光発電パブリックアート

先に紹介した太陽光発電のオブジェだが、神戸ビエンナーレ出展は主催者側からのアプローチによるものだ。きっかけは、北九州にあるENEOSのサービスステーション(Dr.Driveエネルギーモール八幡東田)に建つ、電気自動車のチャージ用太陽光パネルである。

大地に立つ巨大な太陽光パネルは、全国20ヵ所以上のENEOSサービスステーションに急速充電器を設置する「ENEOS EVチャージステーション・プロジェクト」のアイコンとして作成された。ENEOSの太陽光エネルギー技術を示すためのこのソーラーパネルが、偶然ビエンナーレのスタッフの目に留まり、これが出展のオファーへと繋がったのだ。そして、開催したばかりのコンテスト入賞作品からテーマに合う作品を選んで、巨大なコンセントが展示されるに至ったのだという。

巨大な太陽光パネル
Dr.Driveエネルギーモール八幡東田の巨大な太陽光パネル。造形美を追求しながら、発電量の確保を実現した

JX日鉱日石エネルギーの仕事はエネルギーを供給することだが、上記の活動からも分かるとおり、機能させ満たせばそれでいいとは考えていない。街並みと調和し、景観を豊かにしながら、暮らしそのものを向上させる仕組み作りに関わりたい。そんな思いから、デザイン性に配慮したサービスステーションを設置する取り組みを始めている。

たとえば、Dr.Driveセルフ豊明栄店は、「翼」をイメージさせるキャノピーと太陽光発電モジュールが持つ先進性を調和させたデザインが特徴の創エネサービスステーションだ。導入した太陽光発電は、サービスステーションで使用する電力の一部を賄うとともに、電気自動車への給電にも利用。光透過型太陽光発電モジュールを計量機上部に配置したことによる照明用電力量の削減と、太陽光発電と太陽熱空調をハイブリッド化したシステムにより、サービスルーム内の空調の一部を賄っている。
2012年3月にはこのコンセプトを踏まえた、非常時にも継続的に太陽光エネルギーが供給できる「新・震災対応」石巻サービスステーションが誕生した

2010年にオープンの近未来型のサービスステーション「Dr.Drive セルフ豊明栄店」
2010年にオープンの近未来型のサービスステーション「Dr.Drive セルフ豊明栄店」
給油機の上部の屋根(キャノピー)に透過型太陽光発電モジュールを装備
給油機の上部の屋根(キャノピー)に透過型太陽光発電モジュールを装備

東日本大震災以降、私たちは、自然とのつきあい方やエネルギーの使い方について深く考えさせられた。太陽光発電“Re”コンテストで求められたアイデアは、人の暮らしに寄り添いながら、太陽光発電の新たなあり方をRE- CREATIONする仕組みであり、それは、これからの社会のニーズとも重なるものだ。今後数年で激増するであろう「太陽光発電」というデバイスが、単なる機器あるいは性能であることを超えて、これからの空間を、そして風景を、どのように豊かに変えていってくれるのかを見てみたい。

ENEOS 太陽光発電

INDEX

注目を集める、アート×エネルギーの組み合わせ

VOL.1

注目を集める、アート×エネルギーの組み合わせ

太陽光発電“Re”コンテスト

VOL.2

太陽光発電“Re”コンテスト

太陽光発電パブリックアート

VOL.3

太陽光発電パブリックアート

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