
ART×ENERGY
これからのデザインとエネルギーのかかわり方
2012/03/28 UPDATE
Vol.2太陽光発電“Re”コンテスト
ある空間が、太陽光発電を取り入れることで、時代に適した存在へ生まれ変わる。そんな願いをこめて開催された今回のコンテストでは、太陽光発電により空間の価値を高める、近未来を見据えた提案を広く募集し、国内・国外から合計169もの作品が集まった。その中から、最優秀賞1点、審査員賞3点、ENEOS賞10点が選定されている。
今年の最優秀賞は、大胆にも東京タワーに太陽光発電を組み合わせ、巨大なエネルギーを作り出すアイデア。高度経済成長のシンボルから、グリーンエネルギーのシンボルへ。時代の象徴を新たにデザインする発想は、新しいスカイツリーよりも新しい、との評を得た。
審査員の大貫卓也氏は「震災以前と震災後で、物事を選択、判断する基準が明らかに変わっている」と指摘。「昨年第1回のコンテストの流れを引き継ぎながらも、環境的には全く違うコンテストになった」と振り返る。震災後、デザインすることの意味を問い直されているとの印象を持つ人は少なくない。団塚栄喜氏は「今回のテーマ”Re”のもとに集まった数々の提案は、そういった意味で、これからのデザインのあるべき姿のヒントを提示してくれた」とコメントした。
小嶋一浩氏が「最終候補に残った案はどれも、ただ太陽電池を設置するというだけではない物語の創出や工夫で一味違ったデザインの質を獲得していた」と総評で述べたとおり、個性的かつ、世の中の空気を変えていこうという意欲に満ちたデザインが入賞を果たしている。
>> コンテスト公式サイト http://www.eneos-re-contest.jp/







