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第14回
その向こうには・・・

 update 2003.03.19
レポート : 佐藤 充 / 建築デザイナー  


今回のレポートでは、2つの異なるテーマから、ある事柄についてレポートしてみたいと思います。

These (テーゼ)
まず始めにお見せするイメージは、有名メーカーの春物のファッションデザインです。これらの春物には、もちろんファッションショーで行われた最新のモードの要素が含まれていて、ファッション業界者のみならず一般の人や私みたいなファッションとは程遠い人間にまで、それなりの影響力を持ってショーウィンドウーを飾っています。





ARMANI Gucci Prada MISSONI




TRUSSARDI FEDI KRIZIA VERSACE
上記は全てイタリアのメーカーです。


KENZO
これらのイメージは奇抜というものではなく、全体的に華やかでかわいらしく、女性の品の良さにとても合うようなデザインだと思います。

次に、この3月の頭にミラノでファッションショーが行われていて、それに伴うイベントとして、Galleria でいろいろな人たちの講演会が行われていました。イベントのタイトルは“モードと出会うミラノ”。アーティストなどいろいろな分野の人が、それぞれの立場でテーマに伴って“モード”というものについて語っていました。その中で、Aldo Mondinoというアーティストと、Mariuccia MondelliというKriziaのスタイリストの対談がありました。テーマは“芸術とモードの対話は本当に可能なのか?”というものでした。



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