去年の暮れでスカラ座がいったん休止し、長い期間の改修工事に入ってしまいました。オペラファンや、音楽を楽しみにしている人にとっては、ちょっと残念な事になっています。この改修は2005年までかかり、当分の間スカラ座とお別れして、アルチンボルトと言う場所で公演を行っています。この建物も賛否両論の物で、良くできたという人もいれば、デザイン性がなく最低だ、という人もいます。私の耳に入る意見としてはどちらかというと、後者の方が・・・・・
ともかく、場つなぎだから良いかな、という感じです。
今回は、そのスカラ座がどのように改修されるか、模型が展示してあるところをご紹介します。また機会を見てアルチンボルトの方もご紹介します。
この改修工事の模型が展示されている所は、ミラノ市営のインフォメーションで、スカラ広場からすぐの入り口にあるガレリアにあります。ここの場所は以前にもご紹介したあのガレリアで、観光で来られた方もほぼ間違いなく通過しているところです。しかし、そんな中心地にもかかわらず、このインフォメーションはあまり知名度がなく、中に入る人もあまりいません。
模型のおいてある空間。
今回の改修は内装と外装の両方で、特に外装の改修に大きな変化があるように見受けられます。
これらの白模型は、外観の以前の姿から今回の計画の違いを見る簡易模型です。
この後ろからのアングルでは、計画が大規模で大きく変わるところが良く見て取れます。
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