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金沢美術工芸大学 卒業制作展
 期間 : 2006年3月1日(水)〜5日(日)
 会場 : 金沢21世紀美術館 市民ギャラリー、シアター21 他
 URL : http://www.kanazawa-bidai.ac.jp


プロフェッショナルなデザイナーの育成を目指す本学の教育は、デザインの現場を意識し極めて実践的でチャレンジすることを重要視しています。視覚デザイン、製品デザイン、環境デザインの3専攻において、1、2年次ではデザイン科3専攻にまたがる共通の課題や共通造形センター科目により、基礎造形の習得と幅広い表現力を身につけることができます。3、4年次では制作と理論構築をとおして専門領域について学びます。また、大学院・修士課程では関連領域との関係を考察しながら専門領域を主体とした研究テーマを探求します。

今年の卒業作品の傾向や特徴
今回の卒業・修了制作展は金沢21世紀美術館で開催されました。全体に白を基調とし透明感ある建物の中に、学生たちの個性溢れる作品が並べられました。作品のテーマは時代性、社会性、地域性などの観点から考察し決定されます。展示方法は各専攻の学生が主体となり、レイアウトやライティングなどを考慮し、それぞれの思いが伝わるような工夫をしています。主張を持つそれぞれの作品が会場を訪れた人々にメッセージを送っていました。


視覚デザイン
面白いことに今年出展した20人のうち平面作品を制作したのはたった1人、イラストレーション作品のみだった。かつてVDといえばグラフィックとほぼ同義語だったが、この数年VD教育の中心を“ヴィジュアル・コミュニケーション”へとシフトさせたことで、学生はより幅広い表現領域を目指すようになった。立体、映像、アニメ、タペストリー、空間、ミクストメディアへとコミュニケーション手段を自由に使いこなし、俄然多様な作品が生まれるようになった。今年の展示にそれが顕著に表れている。学部19名、大学院1名。

製品デザイン
モデル制作と使用実験を繰り返し、次第に造形や素材、機能性が改良されていきます。ものづくりを追求する学生の思いが「かたち」となって表れたといえます。家具や医療器具、オーディオ、園芸用品、情報機器、災害用品など多岐にわたる提案がありました。学部20名、大学院3名。

環境デザイン
今回の学部生の作品は、ショップデザイン関連が多く全体に似通った傾向になったが、その中で多様なストーリーと個性が光っていた。さらに表現も緻密で手法的にも非凡な作品が多いことが特徴である。また大学院生の作品の充実度は、これまでの中で最も優れていた。特に金沢の風土と場所性を的確に捉えて、住宅や商業環境等で表現した作品の他、街並のインフラとしての照明計画として定着させている。学部18名、大学院4名。

+ 作品はこちらから 

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今回の内容は、デザイン科を中心に構成されています。

【学部・学科構成】

 ○美術工芸学部
 ・美術科/日本画、油画専攻、彫刻、芸術学
 ・デザイン科/視覚デザイン、製品デザイン、環境デザイン
 ・工芸科/陶磁、漆、木工、鋳金、彫・鍛金、染色、織物


金沢美術工芸大学 金沢21世紀美術館

金沢美術工芸大学 視覚デザイン

金沢美術工芸大学 製品デザイン

金沢美術工芸大学 環境デザイン

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