「蝶」
緑色のレザーのバッグで、花びら状ものが何百もぶら下がっている。赤と黒の糸でさまざまに陰影をつけた中に蝶を縫いつけた。それぞれの蝶の右半分は電気鋳造された銀、左半分は明るい色の糸を使用。強力な透明ゴム糸で吊り下げてあるので引っ張っても強度を保つ。巾は約25cm、長さは約50cm。ボディ・ジュエリーの一部で、首、腰につけたり、バッグとして使うこともできる。
「年老いた男のひげ」 吊り下げるタイプの彫刻のような作品で、部屋の中に掛けても、体や顔に着けてもいい。繊細でクモの巣のようなイメージになるよう、透明のナイロンで縫ってある。透明ナイロンにはシルバーを施した。アペタイトとアメジストを作品全体に散りばめ、自然の色を加えている。銀を施したことで光沢が生まれ、白い表面が木からぶら下がっている苔のように有機的な印象を醸し出している。
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