本論文は、江戸時代の絵画資料の調査に基づいて、江戸における循環型生活の構造を解析したものである。生活におけるさまざまなこと・ものに関する「つながり」を明らかするとともに、今日、求められている維持可能な社会の構築へ向けた指針を得た。