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2007 ミラノサローネ特集
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山口 愛子 : Milano Slone 2007 Report !
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■ Uchida Shigeru

「弱さのデザイン」がテーマという内田氏。「ここでいう弱さとは、けっして強さの対比的なものではありません。 …弱さは美の根源をなすものであり、そうした美が人の心に深く影響することになると私は思っています。なぜなら、人はけっして強いものではありません。侘しさ、儚さ、心細さなどで、それらが心にあるからこそ、人は憂い、慈しむのです。そうした心を美に転換したのが日本の文化でした。 …デザインとは、つねに人の心に向かって行うものです。」(頂いたレポートより)
内田氏を始め、空間を創り出すデザイナーは、作品だけを主役にするのではなく、 その空間全体を使ってコンセプトを表現をしています。完全に癒されてしまいました。


「ダンシングウォーター」から静かに聞こえる水の音と(正面の壁には時間差によって、ゆらめく水の影が映し出されます。)赤いガラス「ツリー」の周りに8匹の羊。なんだか童話の世界に入ってしまいます。

「ダンシングウォーター」から静かに聞こえる水の音と(正面の壁は時間差によって、ゆらめく水の影が映し出されます。)赤いガラス「ツリー」の周りに8匹の羊。なんだか童話の世界に入ってしまいます。


■ Fujiwara Keisuke

藤原氏の作品コンセプトには、深く考え込まれた難しい内容を わかりやすく3D表現されていたり、 どこかにロマンティックなアイデアが チョコッと加わっている部分が、非常に魅力的です。


Fujiwara Keisuke



Fujiwara Keisuke



■ TONERICO:INC

今回、ミラノで展示する為、天井の鏡から吊り下げるジョイント部分を新たに考え出した、という「MEMENTO」。 「作品の真下に仰向けになって、カメラを上にある照明に合わせて撮ると、面白いよ」とアドバイス頂き、撮ってみました。別世界です。(黒い2本の足が見えてしまってますが…)。


TONERICO:INC



■ Johanna Grawunder

「Long chair」の赤バージョン。 下から漏れるストライプの光が ブース全体を赤く染めてました。


Johanna Grawunder




GALLERIA CLIO CALVI RUDY VOLPI
■ Nanda Vigo


真っ暗な中に赤く光る怪しげなライト。 あまり長居したくない空間だったので、そそくさ次の扉へと向かう。


Nanda Vigo




■ Haruka Fujita

一変して、外からの光が明るく部屋に差し込んでいた。 この強いギャップの見せ方もテクニックの一つなのかな? 薄い黄色の光を放つ部分にご注目! これ、鏡を通して映しだすと一つ一つの色が変化しているんです。 会場にいた人達もビックリしていました。「MAGIA」という作品。 左側窓から見える景色も最高。


Haruka Fujita




Haruka Fujita



Haruka Fujita




■ INGO MAURER


楽しいエントランス!ライトアップした状態が見てみたかった!

楽しいエントランス! ライトアップした状態が見てみたかった!



星屑を散りばめたみたい。

星屑を散りばめたみたい。




一番気になった青い人。ジャンプしているの?すっころぶ寸前?

一番気になった青い人。
ジャンプしているの?
すっころぶ寸前?


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