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レポート
2007 ミラノサローネ特集
STUDIO I.T.O. DESIGN 後藤田 剛 : Milano Slone 2007 Report !
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見本市会場では、話題のポルトローナフラウ社/Poltrona frauから、ダイニングチェア"ビーナ/BINA "を発表しました。
チェア“BINA”Poltrona Frau社 FIERA会場にて
ポルトローナフラウ社が持つ革張り技術は世界的に高い評価があります。“BINA”は木構造で背もたれが高く、徹底的に座り易さを追求する、というクラッシックなテーマをもちながら、空間の目線に重たくない溶込むような繊細なラインで表現されています。高級皮革の手触り感を重視し、思わず手でラインを追い撫でてしまうような視覚と触覚の質感をもつ作品で、その美しさと座り易さで会場でも人気を博していました。
チェア “BINA”に座り会話を楽しむ
チェア “BINA”Poltrona Frau社
同じく見本市会場にて、フェリーチェロッシ社/felicerossiから本棚の“ナ/NA”とソファーの“フロウ/FLOW”が発表されました。 “NA”は、サイコロをモチーフにしたかのように、それぞれの面が違った表情をもち、異なる収納スペースをもつ本棚ユニットで、サイドテーブル、スツール、と多彩な用途で使う楽しみが増える万能型の家具です。いろいろな方向で重ね合わせることで書庫になったりカウンターになったりと表情を変えていきます。プラスチックの2色成型で外側と内側の色に様々なバリエーションがあります。
シェルフ&テーブル&ベンチ“NA”, Felicerossi社
シェルフ&テーブル&ベンチ “NA”
シェルフ&テーブル&ベンチ“NA”,ソファ“FLOW”k Felicerossi社
“FLOW”は、徹底的に座り心地を追求した、奥行き深く背もたれの高いニュートラルなソファーです。背もたれと肘掛け、それを繋ぐカーブアングルがそれぞれ同じ傾斜をもち、どの位置にもゆったり座れるというコンセプトをもつソファーです。
Felicerossi社、ソファ “FLOW”に寛ぐ節氏
ナーバ社/NAVAのショールームは、多くの有名デザインブランドのショールームが軒を並べるVia Durini通りにあります。 NAVA社から毎年多くの新作発表を行っている伊藤両氏は、今年コンピューターケース、“ビット/BITT”を発表しました。
コンピューターケース“ BITT ”
NAVA社ショールーム
“BITT”は、「入れるのではなく包み込む」ことをコンセプトにしたコンピューターケースで、一枚の広げたシートの四方から包み込む日本古来の風呂敷の要素を取り入れ、コンピューターの大きさに関わらず包装できます。折り曲げ自在な部分とクッション材の部分がグラフィック的に構成され、衝撃からもきちんと守ってくれるケースです。 テキスタイルとクッション材を組み合わせてヒーティング成型をする製法で、様々なテキスタイルのバリーションを持つ楽しい作品です。
ソファ“AU”Artemideのショールームにて
FIERA会場にてフィアム・イタリア社/FIAM・ ITALIAでは、スクリーンにて伊藤両氏のインタビュー映像が放映されていました。「自然」をテーマにそのデザインフィロソフィーを語り、ガラスのサイドテーブル作品“トキ/TOKI”の制作行程が流され、人々の関心を引きつけていました。
InterniとNastroAzzurroの企画によるOpen Studioが行われた。
FIAM ITALIA社にて、スクリーンに伊藤節、伊藤志信インタビュー映像が放映された
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