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さて、実際サローネが始まってからの生活を簡単に紹介させて頂きます。朝はカプチーノとパンで軽い朝食をとり、8時のトラムから地下鉄に乗り換えて本会場であるフィエラまで片道1時間ちょっと。9時間半立ちっぱなしで接客をし、帰りはダウンタウンで遅い食事をし、宿に着くのはいつも11時ごろ。6日間くたくたに疲れて宿と会場を往復する毎日でした。

以前参加した経験のある方には「一人で参加するのは凄いね」と言われましたが、ショーが始まってその理由が分かりました。一人で用意して運んで設置という作業はもちろん大変ですが、少しでもブースを離れることによってお客さんやバイヤーとの商談のチャンスが失われる可能性があるため、朝から晩まで9時間半、ブースから離れられないことが一番大変でした。毎日柿の種などのおつまみを携帯して空き時間に食べて飢えや疲れをしのぎました。
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