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2007 ミラノサローネ特集
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 2007 ミラノサローネ特集
 

長谷川 滋之 : Milano Slone 2007 Report !
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さて、実際サローネが始まってからの生活を簡単に紹介させて頂きます。朝はカプチーノとパンで軽い朝食をとり、8時のトラムから地下鉄に乗り換えて本会場であるフィエラまで片道1時間ちょっと。9時間半立ちっぱなしで接客をし、帰りはダウンタウンで遅い食事をし、宿に着くのはいつも11時ごろ。6日間くたくたに疲れて宿と会場を往復する毎日でした。

以前参加した経験のある方には「一人で参加するのは凄いね」と言われましたが、ショーが始まってその理由が分かりました。一人で用意して運んで設置という作業はもちろん大変ですが、少しでもブースを離れることによってお客さんやバイヤーとの商談のチャンスが失われる可能性があるため、朝から晩まで9時間半、ブースから離れられないことが一番大変でした。毎日柿の種などのおつまみを携帯して空き時間に食べて飢えや疲れをしのぎました。


サテリテ会場

サテリテ会場



想像以上の来場者と反響があり40ものバイヤーと50ものマスコミがブースに立ち寄って下さいました。かねてからの目標であった海外での代理店探しは現在交渉中ですが、何とかいい方向へ向かいそうです。「ミラノサローネは別格」とは聞いていましたが、これだけ多くの人が来場し、ビジネスチャンスを得られる展示会を見たのは初めてでした。


Mori light

Mori light



展示を終えて今思うことは、海外(特にヨーロッパ)には和紙や伝統工芸の技術への関心を強くもっている人たちが想像以上に多いということです。
和紙や提灯の文化はあまり知られていません。和紙や提灯の技術を用いた商品開発の依頼も頂いています。これからもっと和紙や日本文化の可能性を追求して世界にどんどん紹介していけたらと思っております。


展示ブース

展示ブース



今回たくさんの方々にご協力頂き、無事念願であったサローネへ参加することができました。作品制作をして下さいました林工芸のみな様、相談にのって下さったオリベデザインセンター様、チケットの手配などして下さいましたFLATの方々、現地ミラノで助けて頂いた方々、そして何よりも全面的に協力してくれた妻には本当に感謝しております。有難うございました。


Mori light展示

Mori light展示

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