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2006 ミラノサローネ特集
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山 口 高 志 : Milano Slone 2006 速報 !
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ソファベンチ“OPS_sofa” DupontCORIAN社
2006年ミラノサローネで、伊藤節+伊藤志信の両氏は、例年を上回る数々の作品を発表しました。
写真は作品のひとつ、ソファベンチ“OPS_sofa”、DupontCORIAN社。エキシビション“ Layering with CORIAN”のオープニングにて


山口高志
Takashi yamaguchi




デザイナー、ミラノ在住。98年、Istituto Europeo di Design(Milano)卒業。 同年よりSTUDIO I.T.O. DESIGN勤務。




ミラノのZona Tortona / トルトーナ地区は、毎年サローネ期間中、様々な展示会が数多く行われることで有名です。中でも今回のエキシビション“Layering with CORIAN / レイヤリングウィズコーリアン”が開かれたこの建物は、イタリア屈指のデザイナー Stefano Giovannoni / ステファノ・ジョバンノーニ氏のオフィスがあることでも知られています。同階ではZaha Hadid / ザハ・ハディド氏のエキシビションも同時開催され、オープニングには国内外を問わず様々な人々、著名人が訪れました。
伊藤節+伊藤志信の両氏は、イタリアと日本のDupontCORIAN / デュポンコーリアン社と共同し、積層に貼りあわせたコーリアンの板を、正確に削り出す特殊技術によってソファーベンチ“OPS_sofa”を実現させました。座る為の高低差をつけると同時に年輪にも見えるジオメトリックなデコレーションを表現しています。
“OPS_light”はコーリアンの新しい素材提案、透過性を持つアイスホワイトにサブリメーション技術による装飾を施したライト。
障子のあかりのようにほのかな明るさが優しく、内側にプリントしたデコレーションが遠くに見えます。
Parentesi Quadra / パレンテジ クワードラ社のフェルト製プフ“ANAM”とラグ“UNAM”、“ENAM”も展示しています。


エキシビションのエントランス
エキシビションのエントランス

ソファーベンチ“OPS_sofa”
メインスペースに十字状に構成されたソファーベンチ“OPS_sofa”


作品に座り会話を楽しむ人々
作品に座り会話を楽しむ人々


伊藤節氏、 Marc Newson / マーク・ニューソン氏、James Irvine / ジェームス・アーヴィン氏と
伊藤節氏、 Marc Newson / マーク・ニューソン氏、James Irvine / ジェームス・アーヴィン氏と

作品に注目する人々
作品に注目する人々


サスペンションライト“OPS_light”
サスペンションライト“OPS_light”

“OPS_light”のコンポジション
“OPS_light”のコンポジション

Parentesi Quadra社、フェルト製プフ“ANAM”
Parentesi Quadra社、フェルト製プフ“ANAM”

Parentesi Quadra社、フェルト製ラグ“UNAM”
Parentesi Quadra社、フェルト製ラグ“UNAM”

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