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3.AURORA
直線を、角度を変えながら連続させる事で、構造体とする。
それを交互に配置する事でオーロラのような美しい意匠を生み、必要な機能を有する。
その考え方から多くの家具を展開し、その中からシェルフとコーヒーテーブルを抽出し、発表した。
そして、今回の出展でも多くの高い評価を頂く事ができた。
AURORA table/shelf製作協力 Second Factory・福澤製作所
4.サテリテが終わって
今年の展示は終わったばかりだが、私がサテリテで過去2年間やってきた事は着実に実になりつつある。
いくつか例を挙げると、1年目に発表したDNA vase/lamp/pendantが5月に、CD-rackが今夏に発売となる。1年目に発表した椅子やテーブルもいくつかすでにメーカーより発表されている。
2年目に発表したRIPPLEはテーブルも商品化され、映画にも出演する予定など人気が高い。
INLAYを見て、声を掛けてくれた国内外のメーカーとはいくつかの開発が進行中で、来年本会場で発表予定のものもある。
5.本当の成果
私にとっての収穫は、商品化だけではない。
国籍を問わず、デザインに関わる多くの友人ができた事もとても嬉しい事で、今年も多くの友人がブースに寄ってくれて、そしてパーティーで再会した。
そして最大の収穫は、自分がデザインに関わる意味が明確になってきたという事だ。サテリテほど、多くの人に見られ、シビアに評価される機会は他にない。
3年間、自問自答し、パートナーと話し続けた時間は、私にとってかけがえのない時間となった。
最後にこの場をお借りして、3年間支え続けてくれたパートナーの真由美に心より感謝の意を表したい。
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期間中は各地に散っている友人に再会できる。この写真だけで、フィンランド、スペイン、日本、そしてミラノ在住の日本人デザイナーが集っている。 |
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