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2006 ミラノサローネ特集
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山 田 佳 一 朗 : Milano Salone 2006 速報 !
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AURORA table
 

AURORA table
オーロラのようなコーヒーテーブル



3.AURORA
直線を、角度を変えながら連続させる事で、構造体とする。
それを交互に配置する事でオーロラのような美しい意匠を生み、必要な機能を有する。
その考え方から多くの家具を展開し、その中からシェルフとコーヒーテーブルを抽出し、発表した。
そして、今回の出展でも多くの高い評価を頂く事ができた。

AURORA table/shelf製作協力 Second Factory・福澤製作所


4.サテリテが終わって
今年の展示は終わったばかりだが、私がサテリテで過去2年間やってきた事は着実に実になりつつある。
いくつか例を挙げると、1年目に発表したDNA vase/lamp/pendantが5月に、CD-rackが今夏に発売となる。1年目に発表した椅子やテーブルもいくつかすでにメーカーより発表されている。

2年目に発表したRIPPLEはテーブルも商品化され、映画にも出演する予定など人気が高い。
INLAYを見て、声を掛けてくれた国内外のメーカーとはいくつかの開発が進行中で、来年本会場で発表予定のものもある。


5.本当の成果
私にとっての収穫は、商品化だけではない。
国籍を問わず、デザインに関わる多くの友人ができた事もとても嬉しい事で、今年も多くの友人がブースに寄ってくれて、そしてパーティーで再会した。

そして最大の収穫は、自分がデザインに関わる意味が明確になってきたという事だ。サテリテほど、多くの人に見られ、シビアに評価される機会は他にない。
3年間、自問自答し、パートナーと話し続けた時間は、私にとってかけがえのない時間となった。
最後にこの場をお借りして、3年間支え続けてくれたパートナーの真由美に心より感謝の意を表したい。


ディスプレイとブックエンドとしての機能
AURORA shelf
ディスプレイとブックエンドとしての機能を果たし、端は薄い雑誌などを、中心は厚い辞書などを立てられるように間隔に変化が与えられている。

組み立ても容易

構造体は無駄なく重ねる事ができ、保管、輸送に都合がよく、組み立ても容易である。


床との接し方の調節が可能
AURORA table
脚の中心にはネジが切られており、中心のパーツにねじ込んで容易に組み立てられる。
そのため、全ての脚がアジャスターの機能を果たし、たとえ木が狂ってきても脚を回す事で脚と天板との取り合い、床との接し方の調節が可能である。

2本の脚の切れ目にスライド

天板ががたつかないよう、端の2本の脚の切れ目にスライドして入れてある。
接着剤や金具は一切使用していない。


デザイナーが集っている
期間中は各地に散っている友人に再会できる。この写真だけで、フィンランド、スペイン、日本、そしてミラノ在住の日本人デザイナーが集っている。



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