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高橋美礼 : Milano Slone 2006 速報 ! （2）

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fiera：地下鉄「RHO（ロー）」駅から続く、長い通路。マッシミリアーノ・フクサスによる新会場は、網目のような有機的な構造体が特徴です。「デザイン」カテゴリーのパビリオンは6つ。フィエラ離れが進んでいた昨年までとは違い、有名ブランドのブースがそこかしこに立ち並んでいました。

高橋美礼 Mirei Takahashi
フリーランスデザイナー＋ライター東京生まれ。多摩美術大学卒業後、企業勤務を経てイタリアへ留学。ミラノ　ドムスアカデミー　マスターデザインコース終了。ニューヨーク近代美術館「Workspheres」展（2001年）参加。

【4月5日】

昨日の天気は早くも崩れ、曇りのミラノ。お昼前には雨もふりだし、ぐっと寒くなってしまいました。が、ミラノ・サローネ初日。人足は（おそらく）鈍ることなく、新会場のフィエラへと向かっていました。

prtorona frau
カッペリーニをはじめ、大手ブランドを買収し巨大グループとなった「ポルトローナ・フラウ」のスローガンは、「手を取り合ってより強く。唯一無二」…。

Alias
「ポルトローナ・フラウ」グループを主張しながらも、展示はそれぞれのブランドごとに分けられています。「エイリアス」も従来のイメージそのまま、という感じ。

Kartell
コンテンポラリーデザイン家具パビリオンで、最大級の展示スペースを占めていたのは「カールテル」。倉庫を思わせる雰囲気です。

edra
“ホワイト＆カラーズ”をテーマにした「エドラ」。フランチェスコ・ビンファレの新作ソファもカラフルな展開。

Campeggi
「カンペッジ」はとにかく楽しい、おもちゃのような家具のラインは変わりなし。ジョヴァンニ・レヴァンティの“スニーカー”は、ソファとトランポリンの組み合わせ！

moroso
なんだか笑っちゃいますが、「モローゾ」とA-POCのコラボらしい…。

Molteni&c
「モルテーニ」で目を引いた、ジャン・ヌーベルによるパーティションタイプの棚。緩やかなカーブが、軽やかながらも迫力あり。

swedese
「スウェデーゼ」からは、深澤直人の新作スツール＆ローテーブル。丸太そのままの存在感が注目されています。くぐり抜けようとするお茶目な（？）イタリア人も1時間にひとりくらい、いたような。

vitra
「ヴィトラ」はブルレック兄弟の新作“ロック”（岩、の方です）がゴロゴロ。鈍いカラーバリエーションは、組み合わせによって変えられるそうです。

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