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DESIGNTIDE TOKYO 2012
東京ミッドタウン・ホールの会場入り口には、今回の会場構成に使った緩衝剤による「木」を作るための段ボールの型紙が展示されていた
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会場構成:織咲 誠×多摩美術大学プロダクトデザイン研究室
コンセプトは「ゆるいわく」。空気緩衝剤で作成した白い木立の森の中にいるような会場構成
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TIDE Focus
招待作家による作品発表の場タイドフォーカス。今年はドリルデザイン、オーサグラフ、ドミニク ウィルコクスの3組が選ばれた。写真はドリルデザインの林裕輔氏と安西葉子氏
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DRILL DESIGN(ドリルデザイン)
素材としての合板の可能性を広げたPaper-Woodの作品
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ドリルデザインが携わった石巻工房のプロジェクトによる布小物や、オーサグラフが携わったgeografiaの紙製地球儀が並ぶ
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AuthaGraph(オーサグラフ)の鳴川肇氏
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世界地図の陸や海のサイズを極力正しく描くことができる投影方法「オーサグラフ」
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すベての陸と海が分断されずに長方形のうちに納まり、あらゆる地域をくまなく平等に見渡すことができる世界地図が、新しい世界観を作り出す
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Dominic Wilcox(ドミニク ウィルコクス)
平凡でありふれたものに新たな視点をもたらすドミニク ウィルコクス。War Bowlは、兵士のプラスチックのフィギュアを溶かしてつくったボウル。Watch Sculptureは、時計の針にくっつけられたフィギュアが様々なシーンを描き出す
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TIDE Exhibition
デザイナーの新しいアイデアと作品が発表されるタイドエキシビジョン。Desinere + YOCHIYAは、マテリアルの持つ個性や可能性を引き立たせる形、クリエイティブな動きで発見を生み出すプロダクトを展示
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DMY Berlin
ベルリンで作られた様々なデザインプロダクト展のアジアツアーのひとつとしてDESIGNTIDEに参加
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メインストリームのデザインには見られない、革新的なプロジェクトやプロダクトを世の中に広めている
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Food Work
8人のノルウェイ人デザイナーによる食体験をテーマにしたプロジェクトの展示。手前右は醤油やオイルをいれる容器「Dodo」
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Food Work / The Tokyo box collection
ノルウェイと日本の食料貯蔵から発想を得たガラス容器のシリーズ
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Food Work / Liquid light
ティーライトホルダーとポットが組み合わさると白熱ランプのような灯りに
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MANAKA × Keita Suzuki / 偲(しのぶ)
人を、人は、思う。偲ぶための供養具ブランド「偲」を発表
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3.11 東日本大震災を経験した今、ライフスタイルの変化に合わせた仏具ではなく供養具という考えの提案
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rabbit hole
デザイナーの鈴木篤、木工/家具デザイナーの竹内秀典、写真家/グラフィックデザイナーの大西正一によるプロジェクト。身体を通して想像力を刺激するプロダクトの在り方を模索、カタチにすることを目的に活動
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rabbit hole / spin(色鉛筆)
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see-saw / so far
木工工房「LAUGH」が、2011年に立ち上げたオリジナル家具レーベル「see-saw」。2ndコレクションは、PANTALOON、吉行良平と仕事、戸田祐希利ら3組のデザイナーを起用し、人とモノとの関係性に視点を向けながら日常に寄り添うプロダクトを提案
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N & R Foldings / ORISHIKI
Royal College of Artで同級生だった日本人とメキシコ人によって設立されたユニット。折り紙のように折れ曲がりながら風呂敷のように包み込んで物を運ぶORISHIKIシステムの新作を発表
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エマニュエル・ムホー / toki
東京在住のフランス人建築家エマニュエル・ムホー。色を平面的ではなく三次元空間を形作る道具として扱うテクニックに定評がある
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「時」という普遍的要素と、「色」という感覚的要素の交わりによって生まれるエモーショナルな「時」の世界を表現
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ouph / Transparence 2.0
2010年から活動する日本の若手インハウスデザイナーによる団体ouph(オウフ)の展示。「透明なものを視覚化する」テーマでそれぞれ作品を発表
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ouph / Transparence 2.0「Arctic ice」
氷原を漂う氷のように様々なかたちをしているテーブルウエア
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Design Soil / epilogue - prologue「steps」
神戸芸術工科大学におけるプロジェクト。大学というニュートラルな場から実験的なテーマに取り組む。「steps」は、子供の成長に合わせて使い方を変えられるベンチ
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Design Soil / epilogue - prologue「growth」
子どもの成長を見守るコートラック。フックの位置は自由に変えることができる
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Design Soil / epilogue - prologue「fadeless」
花をさかさまに吊るすことでゆっくりと時を止め、美しい姿をとどめたまま新たな時間軸で時を刻む
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BLOC
片岡紀仁、竹内稔、日比野義之、藤本康一のそれぞれ異なる業種4人によるユニット。「素材」の魅力や「道具」の意味を再考することで既成概念の中にあるモノやコトの再構築する
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BLOC / Baa / Beee
描くという行為がもっと楽しくなるフェルトのえんぴつ
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高橋 理子 / TEXTILE
テキスタイルそのものをプロダクトとし、使い道を使い手に委ねることにより見えてくる、素材・柄・形の関係性を探る実験的なアプローチを展開
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勝目 祥二(STUDIO NIJI)/ Lactea
平面のシートをらせん形状にカットすることで、二次元から三次元へと変化するEL照明。星々がつなぐ銀河や連綿とつづく生命のように、壮大な宇宙にある連鎖と平衡を光で表現
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大沼 敦 / smacargot(スマカルゴ)
家具とモビリティが融合した新しいコミュニケーションツール
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門間屋 monmaya+ × 安積 朋子、高橋 理子
仙台箪笥の職人技を存続させるプロジェクトにデザイナーの安積朋子と高橋理子が参加
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伝統技術による製造方法をとりながらも、現代の暮らしのインテリアに加えることができる家具を提案
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DESIGN MUSEUM HOLON / Around a dinner table
日本イスラエル外交関係樹立60周年の今年、イスラエルのDESIGN MUSEUM HOLONが企画する「Around a dinner table」の展示
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DESIGN MUSEUM HOLONは、建築家ロン・アラッドによるアイコニックな美術館。デザイナーや学生、クリエイターたちの重要かつ刺激に満ちた情報源となり、多彩な展示プログラムが人々の暮らしにおけるデザインの役割を来場者に伝えている
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若手デザイナー達による全く新しいテーブルウェアの展示を通して、人々とマテリアル、そして伝統のつながりを深める新たな方法を提示。ディナーの席で集まる事が大好きなイスラエル人らしい企画
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TWDW(台湾デザイナーズウィーク)
台湾のデザイナースタイルを表現するイベントTWDWが、DESIGNTIDEに参加
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2012年のテーマは「FLOW」。現在の台湾のクリエイティビティの進化、そして可能性を示している
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Coca-Cola Bottleware
コカ・コーラブランドを象徴するくびれた形状のコンツアーボトルを100%再利用したプロジェクト
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コンツアーボトルを砕いた状態のインスタレーション
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デザインを手がけたのは、佐藤オオキ氏率いるデザインオフィスnendo。シンプルな形状でありながら、シンボル的な存在であるコンツアーボトルの面影が感じられるデザインに仕上げている
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会場構成を担当した織咲誠氏。空気緩衝剤で作成したシンボルツリーの巨木
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本物の木に巻きつけて作成した幹のフォルムの型紙に緩衝剤をあて、ドライヤーの熱で加工。様々なテクスチャーを生み出していく
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多摩美術大学プロダクトデザイン研究室とともに作り上げた、緩衝剤の木の製作プロセスの展示