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建築構成学 建築デザインの方法

建築構成学 建築デザインの方法

著者 坂本一成、塚本由晴、岩岡竜夫、小川次郎、中井邦夫、足立真、寺内美紀子、美濃部幸郎、安森亮雄
発行 実教出版
仕様 A5判 248頁
ISBN 978-4-407-32572-0
価格 2,520円(税込)

建築構成学 建築デザインの方法

構成論の考え方を取り入れた建築論・建築計画・建築意匠のテキスト。病院、美術館、体育館などの用途、建築の規模や種別といった枠組みからでなく、建物を構成する部位の集合の仕方、空間の性格や意味といった枠組みから建築を論じている。既存の構成形式を分析・検討し、まだ現実には存在しない構成形式を生み出すことは、新たな建築の出現をも可能にするかもしれない。



【目次】
chapter1 建築構成学原論
1 構成とは何か
2 分節と統合、部分と全体
3 建築の空間構成のタイプ
4 多様な構成形式

chapter2 室と架構による住宅の構成
1 室による住宅
2 「建築化された外部」による住宅
3 空間の分割による住宅
4 架構による住宅

chapter3 室群とヴォリュームによる建築の構成
1 室群による建築と用途
2 動線による室の接続
3 用途の複合とヴォリューム/庁舎建築
4 ヴォリュームによる外形構成/公共文化施設
5 立地環境とヴォリューム/博物館建築
6 単位の反復による集合形式/集合住宅1
7 単位の反復による立面構成/集合住宅2  

chapter4 建築による外部空間の構成
1 「配置による外部」と「建築化された外部」
2 建物に包含された外部
3 地形と建物外形による外部

chapter5 建築の配列による構成
1 ヴォリュームの配列による統合
2 敷地全体における建築の統合
3 周辺環境と建築の統合

chapter6 建物の集合による都市空間の構成
1 建物に囲まれた空地の構成
2 交差点における空地の構成
3 駅前における空地の構成

付録
索引

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