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色のユニバーサルデザイン
誰もが見分けやすく美しい色の選び方
男性20人に1人の割合で、全国に350万人いると言われる色弱者、3000万人の高齢者が見やすい色の使い方を解説した一冊。黒地に赤い文字が見えづらい、青と黒の見分けがつきづらいなど、色弱者や高齢者特有の見え方を説明し、その改善方法を具体的に示している。85年の歴史を持つ色彩専門機関「日本色彩研究所」が執筆し、色彩検定を実施する「全国服飾教育者連合会(A・F・T)が監修。色彩検定の出題範囲にもなっているカラーユニバーサルデザインの知識をわかりやすく具体的に解説している。これからの高齢者社会にそなえて、すべてのデザイナーの必携の書と言えるのではないだろうか。
【目次】
1. カラーユニバーサルデザインの考え方
2. 色が見えるしくみ
3. 色の基礎知識
4. 色弱者の見え方
5. 高齢者の見え方
6. ユニバーサルデザイン
7. 色弱者が見づらい例と改善例
8. カラーユニバーサルデザインのチェック方法
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