ジャパンデザインネットのトップページ
レポート
2004ミラノサローネ特集
 ジャパンデザインネット
 レポート
 レポート
 

← Slone TOP
 page │  1  2  3  4  5  6 


以下では写真を中心に、Interni社のガイド冊子を片手に歩きながら今年出会ったデザインをポイント別にまとめてみることにします。

デザイン——かたちプラス
あらゆる家具のデザインがあふれているサローネ会場で、作品ひとつでビジターの目を引くのは容易ではありません。そんな中でプラス・アルファとして蛍光塗料が使われていたデザインに目が留まりました。

画像9

画像10

ZANOTTA社のコーヒー・テーブル 《Lucciolo》。
蛍という意味のこのテーブルは電気を消すと模様が浮かび上がる。プレス資料より。
デザイン——プリント
大多数の家具が単色であるのに対して、今年はプリント柄の布を用いた家具がいくつか展示されていました。特に Kartell 社の展示は、去年のカラフルな展示と打って変わってモノクロでまとめており、Philippe Starck がデザインした椅子 《Mademoiselle》 のプリントが華やいだ雰囲気を会場に添えていました。

画像13

画像14

画像15

[上左] 《Speed》 家具ユニット。ZANOTTA社。別のカラーバージョンがサローネ会場には展示されていた。
[上右] 《Mademoiselle》 デザイン:Philippe Starck Kartell社プレス資料より。
[下左] Kartell社展示風景。右手に 《Mademoiselle》 が見える。テーマは 『透明感』。過去と現在、歴史と伝統、装飾とシンプルさ。『透明感』 がその間を介在する。Philippe Starckをメイン・デザイナーに据えモノクロで会場を構成している。


クリックすると拡大画像がご覧頂けます
画像11
こちらは照明。ロープという素材も面白い。「照明の形の美しさを損なうことなく、コードをベースに沿って丸めて長さを調節することができます。」 《luminescence rope light》 Design :浅野泰弘 プレス資料より。

画像12
4月13日、ZANOTTA社はTortona通りのビルの中で大規模な展示とともにオープニングを迎えた。入り口付近に展示されていた 《Speed》 家具ユニット。デザインはCarlo Colombo。棚の前面に使われているのはプリントされた布で、透明ガラスで覆われている。



← PREV

1. Milano Design Week
2. かたちプラス / プリント
3. リモデル / 素材 

NEXT →

4. パッケージ / 座る・たたむ 
5. 主役としてのかたち
6. 最後に




JDNとは広告掲載について求人広告掲載お問合せ個人情報保護基本方針サイト利用規約サイトマップ
デザインのお仕事コンテスト情報 登竜門展覧会情報

Copyright(c)1997 JDN
このwebサイトの全ての内容について、一切の転載・改変を禁じます。