Fuori Salone ヴェントゥーラ・ランブラーテフォトレポート

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Fuori Salone ヴェントゥーラ・ランブラーテフォトレポート

ミラノサローネ特集さまざまな企業やデザイナーの出展情報や見どころを紹介

Ventura TeamUp・Ventura HIVE、University of Applied Sciences Mainz、Design Academy Eindhoven、Vij5、SPAZIO HAYON、BAAS IS IN TOWN等を紹介

2014/05/07

JDN編集部

2010年に始まり成長を続けているランブラーテ地区のイベントVentura Lambrate（ヴェントゥーラ・ランブラーテ）。新興の若手デザイナーやデザイン学校、コンセプト重視の展示など、商業ベース手前のプレゼンテーションが多い印象だ。5年目となった今回は昨年とほぼ同数の8万人が来場し、プレスも展示数も過去最高となった。また、78の展示から二つがMilano Design Awardを受賞するなど、イベント全体としても着実に前進しているようだ。Ventura Team Up・Ventura HIVEといったサテリテのようなエリア、ドイツのUniversity of Applied Sciences Mainz、オランダのDesign Academy Eindhovenといった学校、オランダのVij5、SPAZIO HAYON、BAAS IS IN TOWN等を紹介する。（上画像：Ventura Team Up、村越淳）

Ventura Team Up、村越淳、繊細な柄と色合わせ
Ventura Team Up、神戸芸術工科大学のプロジェクトDesign Soil、5点を展示していた内の一つ岩元航大のShade-lit、布をかけた部分が光る
Ventura TeamUp、cucula、戦争や迫害で地を追われたアフリカの若者がベルリンで暮らすためのデザインプロジェクト

cucula、1974年にEnzo MariがデザインしたDIY家具を5人の難民が作る
Ventura HIVE、h220430、プロデューサー・デザイナーは板坂諭、ゴムに見える風船は実は樹脂とのこと
University of Applied Sciences Mainz、INTERACTIVE OBJECTSと題した展示

University of Applied Sciences Mainz、5人がけの椅子が5トラックのシーケンサーになっている、座ると音が流れ、立つと消える
University of Applied Sciences Mainz、双方向性の展示は人気だ
Design Academy Eindhoven、Photo by Ilco Kemmere

Design Academy Eindhoven、Photo by Ilco Kemmere
展示会場をつなぐ中庭、青シャツの意味は不明、日よけか
展示物ではないが、印象的な大きなテーブル

タイのサニタリーメーカーCOTTO社のAnother Perspective 2、Rui Pereiraと福定良佑のTile Sashi、タイルの薄造りといった意味合い、スライスしたタイルを外側の化粧用に使用
Vij5、オランダのデザインレーベル
Vij5

Vij5、キャビネットの板は古新聞紙で作られたNewspaperWood
Vij5、NewspaperWoodはDesign Academy Eindhovenを卒業したMieke Meijerによる2003年のプロジェクト
大きな工場跡地と思われる会場

Robot Sity s.r.l.、Alessandro MendiniのProustの総大理石版、530kg
Robot Sity s.r.l.、Stefano GiovannoniのRabbit table
Logotel、Photo by Ilco Kemmere、Milano Design AwardでBest Tech受賞、壁面の絵とプロジェクションが同期し様々なシーンを作り出す、内容は少々ブラック&シニカル