ミラノサローネ特集 さまざまな企業やデザイナーの出展情報や見どころを紹介
CITIZEN「LIGHT is TIME」
「光」と「時」の関わりを探求した幻想的な空間インスタレーション
2014/04/30
JDN編集部
今年が初出展となるシチズンは、建築家の田根剛氏(DGT)と、照明・音響演出に遠藤豊氏(LUFTZUG)を迎え、「Light is Time」をテーマに、時計の基盤装置である地板を8万個使用した幻想的な空間インスタレーションを展開した。
Time is Light, Light is Time
「時間は光であり、光は時間である」。シチズンの時計づくりから発想を得た「LIGHT is TIME」をテーマに、「光」と「時」の関わりを探求し、現在に留まることなく未来への挑戦を続けるシチズンの魅力を表現したインスタレーション。
ミラノ・トリエンナーレの展示会場では、時計の全ての部品を支える基盤装置「地板」8万個使った壮大な空間インスタレーションが展開された。コラボレーションアーティストに迎えたのは、2013年のBASELWORLD出展時にもインスタレーションを手がけたDGTの田根剛氏。今回も光と時間の関わりから「時計とは何か」を探求する。
8万個の地板がゆらめき、光が躍る空間の、照明・音響演出はLUFTZUGの遠藤豊氏が担当。音と光によって未だ人類が経験したことのない光と時を感じる空間演出(スペース・オーケストレーション)を目指した。
CITIZEN「Light is Time」開催概要
開催期間 | 2014年4月8日(火)~4月13日(日) |
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会場 | トリエンナーレ内 ZONE GF “Curva A” |
参加クリエイター | DGT(ドレル・ゴットメ・田根 / アーキテクツ) |
公式サイト | http://www.citizenwatch-global.com/milanosalone/2014/jp.html |
参加クリエイター
DGT(ドレル・ゴットメ・田根 / アーキテクツ)
2006年よりダン・ドレル、リナ・ゴットッメ、田根剛の共同主宰により、 DGTをパリに設立。エストニア国立博物館・国際設計競技を受賞したDGTは、パリを拠点に『場所の記憶』をテーマに建築の創造を試みている。現在建設中の『エストニア国立博物館』(2016年完成予定)をはじめフランス、イタリア、日本 、レバノン、スイスでプロジェクトが進行中。