第38回橋田規子(デザイナー)
[桐山登士樹の推薦文]
日本のインハウスデザイナーのレベルは総じて高い。世界でも類を見ない質量を保持している日本は、なぜデザイナーを多用しないのか。デザイナーの英知を生かすシステムがあれば、日本はデザイン文化大国として世界に貢献できるはずである。また、デザイナーの発想は技術進歩にも大いに役立つはずである。
今回紹介する橋田規子さんも高いスキルを持つデザイナーの一人である。企業内の実績は数知れず。TOTOデザインを確実に推進する安定感がある。普段接している範囲では、強烈な個性や主張を感じることはなかったが、実は凄いターボエンジン搭載しているとのことだ。故に、もっとフィールドを広げ活躍できる環境が橋田さんにも必要である。

橋田規子 / Noriko Hashida
愛知県生まれ
- 1989 東京芸術大学卒業 東陶機器株式会社入社
- 1993 ウォシュレット一体便器ネオレスト Gマーク賞
- 1995 富山プロダクトデザインコンペ入賞
- 1996 Desiner's Catarogu2展出品
- 1997 デザインコンテストGIFUグランプリ
- 1998 女性工業デザイナーの仕事展出品
- 1999 便器レスティカGマーク
- 2000 洗面台モデア他洗面器 Gマーク賞
- 2001 壁掛け自動洗面器Gマーク賞 デザインの風展出品