伊藤忠青山アートスクエアでは、「磯部光太郎 日本画展 ―Biotop 生き物のいる場所―」を開催する。作品のテーマとなっている「Biotop（ビオトープ）」とは、本来の生態系が保たれた空間を意味する。

人間の生活圏には四季を通して数多くの小さな生き物がいる。ビオトープとは、人と生き物が理想的なかたちで共存している環境である。日本の豊かな風土、里山は、花に虫が集まり、池や田んぼなどには蛙やトンボなどが棲息し今も小さな自然が息づく理想的な環境だ。

これらのビオトープに集まる小さな生き物や植物をモチーフに、日本画の古典的な技法を取入れ、動植物の四季の営みが感性豊かに表現されている。新進気鋭の若手日本画家として注目される磯部氏の瑞々しい作品をご覧いただきたい。

【関連イベント】
●日本画体験ワークショップ
日時：2月11日（水・祝）14:00～16:00
参加料：500円（先着15名）
※詳細は公式ホームページを参照