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ディック・ブルーナの絵本の主人公、オランダ生まれのミッフィーと一緒に、オランダを代表する画家・フェルメールの絵を観てみたら。そんな奇想天外なシチュエーションで展開される「ミッフィーとフェルメールさん」。
本書ではフェルメールが何を考え、どんなふうに描いていたのか、こどもの目を通してリズミカルに構成。シンプルな言葉の中に、大人も見落としがちな新たな気づきや発見がつまっている。
こどもたちのまっさらな目に映る名作絵画は、きっと「なぜ?」「なに?」でいっぱい。ミッフィーと一緒にこどもの目になって、既存の解釈には収まらない、ユニークな視点で想像をめぐらし親子の会話を広げよう。
構成をグラフィック・デザイナーの菊地敦己、文章をコピーライターの国井美果が担当。第一線で活躍する2人が生み出す洗練されたビジュアルと、あたたかな視点の構成、ユーモアあふれる言葉の数々を楽しむことができる。
【菊地敦己】(きくち・あつき)
企業のブランディングをはじめ数々のグラフィックワークを手掛ける一方、展覧会の企画等、アートプロデューサーとしても知られる。青森県立美術館の総合的なビジュアルイメージ設計など、多方面で活躍中。
【国井美果】(くにい・みか)
ライトパブリシテイにコピーライターとして所属。主な仕事に、資生堂「一瞬も一生も美しく」、資生堂リバイタルグラナス「女は成長をやめない。」、ワールドReflect「よく光るひとのふく」など。
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