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今回はミラノ市営の展示場に公開されていたBeic図書館の建築設計競技の作品模型をご紹介いたします。 【写真 1】

【 1 】
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この建築設計競技はBeic Associationにおける図書館の設計競技でした。設計者はPeter Wilson というオーストラリア出身の建築家です。これらは全景の写真です。 【写真 2〜4】
ご覧のようにこの建築物は、中央の本体部分の妻側から2棟が張り出したようになっており、その各々にピロティーがあるため、地上階部分が開放空間となっております。
また、その中央部分はその妻側の両面の壁がなく、これまた開放された空間となっております。 【写真 5】

【 5 】
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開放された中央部分には小部屋というか、別の構造体というか、違うスペースがあって、そこと連結されて、中庭にまた別棟があります。 【写真 6】

【 6 】
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模型写真のイメージではボリューム感が判り難いと思いますが、この建築物はかなり大きな物です。
模型全景のイメージから近隣の建物模型の大きさと比較して、想像してみてください。
このような大きな建築物にもかかわらず大胆な開放空間を用いる点で、この建物が設計競技において賞を獲得したのではないかと思います。
しかし、この建築を見ると、私にはどうしてもある超巨匠の建築家とそのイメージが被ってしまいます。あえて名前は挙げませんが、皆さんはどう思われますか? 【写真 7】
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