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<3.5次元のMILANO>
第2回 -6
雑貨見本市 Macef
■Maniago Design 国際ナイフデザイン
Macefでコンペ作品の展示、というと、一見奇妙な感じも受けますが、別に変わったことではありません。
展示会に参加している様々な企業がコンペを主催しており、そのコンペを通して優秀な作品を選出し、実際に製品化しています。この姿勢は、企業にとっても、若手デザイナーや学生にとっても、大変有意義なことであり、双方にとって利益のあることだと言えます。こういったコンペに対する態度は、4月に行われるSalone del mobile(サロネ・デル・モービレ=ミラノサローネ)でも見受けられ、イタリアのデザインに対する態度や関心の高さが感じられます。
今回も、このコンペの他にも、いくつか別のコンペ作品の展示もありました。
ここで紹介するナイフデザインのコンペは、2年に1回行われていて、今回は第2回目です。
主催
フリウリ自治制度(フリウリとは、ヴェネチア北部の地方です)
ADI(Associazione per il Design Industriale)=インダストリアルデザイン連合
工商農業協会
エンタナ、メドゥナ、チェルリナ共同体
作品名:Toyonurmi
デザイナー:Vito Tognarini
この作品が1位に選ばれました。シンプルな形でナイフ、フォーク、スプーンをセットでデザインし、実際にテーブル上に置いたときの全体の調和感がとれた作品だと思います。
作品名:Pigo
デザイナー:Mario facchia、Margherita colleoni
(マリオ・ファッキア、マルゲリータ・コッレオニ)
この作品が第2位です。2枚の刃の部分があり、その1枚の刃が回転することで、カッターになったり、ニッパーになったり、鋏になったり、ナイフになったりします。
作品名:variAble
デザイナー:Filippo Moroni、Leo paride matteo pallotta
(フィリッポ・モローニ、レオ・パリデ・マテオ・パロッタ)
ある程度の力を入れると、柄の部分が自由に変形するので、好きな形状にして使うことができます。刃の部分には鋸のように小さな刃がついています。
これは小型で持ち運ぶことができる。携帯用のナイフ。
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