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<JDN> <REPORT> <3.5次元のMILANO>
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第1回 -1


デザイナーに聞く
Paolo Orlandini 
(パオロ オルランディーニ) 「機能も形も…」



Paolo Orlandini
Paolo Orlandini
Roberto Lucciと共に、ミラノ郊外にあるLucci orlandini Design という事務所を主宰。OrlandiniとLucciは、60年代より共に仕事をしているが、一度も同じ場所で仕事をしたことはない、という不思議な関係。
Paolo Orlandiniは、マルコ・ザヌゾーの事務所で10年勤めた後に、独立。現在は、特に椅子のデザインを数多く手掛けており、ミラノ工科大学などでの講師も勤めている。ゴールデンコンパス賞等を受賞。“1000 chairs”“50 sedie”“50 letti”等の本にも作品が掲載されている。

■事務所の特徴
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この事務所では、最初のアイデアが浮かんで簡単なスケッチをした後、すぐに模型を作り始めます。この模型は、最終的プレゼンテーション用の模型ではなく、動きや形、ボリューム、構造などを検証するために作成されます。つまり、模型を使用しながらデザインをしているのです。
他の多くのデザイン事務所では、アイデアスケッチを数多く描き、紙の上と頭の中でデザインを進め、模型はあくまでも確認のために数回作られる程度です。しかしこの事務所では、一つのアイデアにに何十個もの模型を作り、目と手で、様々な視点から検証されます。そして何よりも特徴的な事は、リアルスケールのMock-up(*)モデルまで、事務所で作られることです。
最近ではコンピュータを用いた3Dも使用していますが、やはり、それだけでは自分の眼でリアルに確認できないため、メーカーに3次元データを送り、データを元に正確にモデリングさせて検証する、という使い方をしています。

* Mock-up
可動する部分などを確認するための1/1模型


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