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東京造形大学


「茶器から広がる“茶の湯の空間”」

小川朋位 / インダストリアルデザイン

茶室が、その内部に障子や一輪挿しによってその外部を導入したように、生活に
春夏秋冬という季節感の情緒性を取り込むことが今回の私のテーマです。
作品の内、メインとなる茶器のコンセプトは、
春 : 花掌(ハナゴコロ) 『桜と人の心』
夏 : 水花火(ミズハナビ) 『移ろいの形態』
秋 : 照葉(テリハ) 『緑の見立て』
冬 : 六花(ムツノハナ) 『余白の美』 です。
それぞれの茶器が、茶を注ぎ飲むという行為と時間の中で季節の変化を表現
します。茶により季節というものを改めて考え、思い起こして欲しいと願いを込めて
提案しました。
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