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2005年2月22日〜26日、東京藝術大学の卒業・修了制作展が開催されました。
卒制展は、東京都美術館を利用した展示。大きな吹き抜け部分もある広々とした空間に、多彩な視座を持った作品が並びます。
日本文化の重みを感じさせるどっしりとした作品を発表していたのは工芸科の漆芸専攻。デザイン科は今年度も商業を意識というよりは、アートの要素を持つ作品が多く見られます。また、多用なテーマに挑戦していた建築科は、CADによる表現が一般的のよう。中には手書きによる表現もあり、独自の世界観を伝えていました。
取材当日は場所柄か、平日にも関わらず来場者は多く、大変な賑わいを見せていました。
修了展は大学美術館で行われ、こちらも大勢の来場者が。会場内はレベルの高い作品群が所狭しと並び、制作者本人が来場者に作品説明をする様子も伺えました。
同会場内では、1月下旬に会期を終えた先端芸術表現科の制作展を紹介するスペースも。実際の展示を見なくても理解出来るよう、資料や映像で分かりやすく紹介していました。アットホームな展示空間では学生のインタビュー映像なども流れており、先生に対する意見なども聞くことができました。
ここでは卒業制作品20点をご紹介します。
※デザイン科を中心に取材しています。
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<学部・学科構成>
美術学部
・デザイン科
・工芸科
彫金 / 鍛金 / 鋳金 / 漆芸 / 陶芸 / 染織
・建築科
・絵画科
・彫刻科
・先端芸術表現科
・芸術学科
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