ジャパンデザインネット
レポート
卒展特集2004
本学科は2003年4月入学の学生から、学科の名称を工業意匠学科からデザイン工学科に変更いたしました。工学部のなかにあるデザイン系の学科であることを分かりやすくしたもので、モノづくり、カタチづくり、システムづくりなど、デザインを通して人の心と生活を豊かにすることを目指しています。。
学生は、1年から2年前半まで共通の内容を幅広く学び、2年生後半からインタラクション・プロダクトデザイン系(ID)、スペースデザイン系(SD)、ビジュアルデザイン系(VD)という3つの専門的なコースに分かれてそれぞれのデザインプロセスを実践的に学び、4年になると各教員の研究室に所属してさらに専門的な制作や研究に励みます。したがって、最終的なアウトプットは作品から論文までと幅の広さが特徴です。
今年の卒業作品の傾向や特徴
せんだいメディアテークでの3回目の学外展を開催しました。コンピュータによるCG・動画、障害者を助けるための道具、ユニバーサルの考えに基づくデザイン、Webのデザイン、町おこしの空間デザイン提案、手仕事による工芸作品・イラストレーション・家具・自転車等、広範囲の作品が並びました。今年度はより生活に密着したモノが増えてきたようです。
学部・学科構成
工学部 デザイン工学科
・インタラクション・プロダクトデザイン系
・スペースデザイン系
・ビジュアルデザイン系
大学院 工学研究科 デザイン工学専攻(博士課程前期・後期)
・産業デザイン計画部門
・環境造形計画部門
・福祉デザイン計画部門
・生活デザイン科学部門
2004年2月27日(金)〜3月3日(水) せんだいメディアテーク
東北工業大学
http://www.tohtech.ac.jp
せんだいメディアテーク
プロダクト系 展示
ビジュアル系 展示
スペース系 展示
伊藤 太一
「オーダーメイドによるハンドサイクルのデザイン・開発」
福嶌 彰太
「若者に向けたニュースサイトのデザイン提案」
志田 潤
「香澄町キャンパスのデザイン計画・ アプローチ廻りのデザイン」
今野 加奈子
「筆文字と写真によるグラフィックデザイン」
田代 純子
「ナイフのデザインと製作」
由利 嘉奈子
「くつろぐための空間を演出するスタンドライトの製作」
片倉 景之
「食品パッケージにおけるユニバーサルデザイン」
菅野 史絵子
「子どものための触察絵本の研究と制作」
三浦 理恵
「月カレンダーの研究と制作」
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