
|

2004年2月21日〜26日東京都美術館、および、東京芸術大学構内にて、第52回東京芸術大学卒業・修了作品展が開催されました。美術館という会場を利用しての展示は、やはり見ごたえがあります。
デザイン科に特徴的なのは、商用としての実用的完成度を目指すことよりも、いかに独自の表現を追求できるかに重点を置いた作品が多く感じられるところではないでしょうか。また、工芸科は繊細で緻密な作品から、ダイナミックな作品までバリエーションに富んでおり、建築科では所狭しと大きな模型が建ちならびそれぞれの表現方法で作品展示をしていました。工芸科の展示スペースから一望できる吹き抜け空間での彫刻科の展示も、ダイナミックで例年の見どころの一つです。
一方、大学美術館では大学院修了作品を中心に展示、学部生の奔放で力強い作品とはまた違う雰囲気で、完成度を高めたハイレベルな作品を見ることが出来ます。取材当日は天候にも恵まれ、野外展示を楽しむ来場者の姿も多くみられました。
学部・学科構成
美術学部
・デザイン科
・工芸科
彫金 / 鍛金 / 鋳金 / 漆芸 / 陶芸 / 染織
・建築科
・絵画科
・彫刻科
・先端芸術表現科
・芸術学科
※デザイン科、工芸科、建築科を中心に取材しています。

2004年2月21日(土)〜26日(木) (※取材日:2004年2月21日)
東京芸術大学 大学構内・東京都美術館
http://www.geidai.ac.jp
|

|

|








|