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ミラノサローネ特集 2009
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ミラノサローネ特集2009 トップページ > エマニュエル・ムホー レポート 出展者一覧 / バックナンバー

LEXUS レポーター

エマニュエル・ムホー

建築家・デザイナー
1971年フランス生まれ。1995年ボルドー大学にて学士号取得した後エリック・ラフィ設計事務所に在籍。1996年より東京在住。2003年エマニュエル一級建築士設計事務所設立。日本古来のデザインを現代にも活かしたいという想いから、伝統的な間仕切りにヒントを得た色とりどりのパーティションシリーズ「色切/shikiri」を編み出す。その「空間を色で仕切る」というコンセプトを元に、店舗、オフィス、美容室、スクール等のデザインを多数手掛けている。色を平面的ではなく三次元空間を形作る道具として扱うテクニックと独特の色使いは、ブレーン誌に「色の達人」と評され、既に東京デザイナーズブロック、オゾンギャラリー、インターナショナルギフトショー等にて作品を展示している。2005年に展示スペースデザインを担当したデザインタイドではBest Installation Awardを受賞。2007年、香港のPerspective誌のデザイナー40 Under 40に選ばれる。2009年、emmanuelle moureaux architecture + designに改称。

emmanuelle moureaux architecture + design
(エマニュエル・ムホー アーキテクチャー + デザイン)
http://www.emmanuelle.jp
エマニュエル・ムホー



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Moscova駅周辺から、「NEOREAL」「SENSEWARE」を廻る。
[2009.04.22]
今日はサローネ初日です!天気が急に変わって、青空が戻って暑いです。 国際見本市であるFiera以外は市内に400の展示があるので前もってピックアップして、ある程度プランニングしないと廻れなくなります。 昨日ガイドが手に入ったので、そのガイドに付いている地図に見てみたい展示番号に赤をつけて、だいたいの行動範囲が見えた。 今朝はホテルを変えたので、15時にはホテルを出てMoscova駅周辺を目指した。
LEXUS
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【Dutch Invertuals】
途中気持ちのよい店を発見し入ってみた。オランダ人デザイナー数人の展示で、作品である空間演出はとても面白かった。 RAW COLORSは野菜と野菜の持っているパワフルなカラーについてのリサーチ。 野菜のビジュアルエッセンスを残すインクそして新しいプリンティングプロセスをつくった。
■ Dutch Invertuals :www.dutchinvertuals.nl
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【Kerakoll Design】
新素材「Cementoresina」の新ショールームを見たくて行きました。 プロジェクトとアートディレクションはPiero Lissoni。クールや暖かいグレー系色の組み合わせがきれいでした。
■ Kerakoll Design :http://division.kerakolldesign.it
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【Ettore Sottsass】
ミラノでは面白い展示があるのは当たり前ですが、展示場所自体が面白い場合も多い。 たまたま通った道にギャラリーの入っている古い建物があって、中庭が気持ちよさそうだったので入ってみたらEttore Sottsasが10年間このギャラリーのために手がけた作品の展示がありましたので覗いてみました。
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【Parco Sempione/Triennale】
歩いてTriennaleに向かった。今日は本当に暑くて若い人からお年よりまでみんなアイスクリームを食べています。
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【NEOREAL by Canon】
Triennale内にはいくつかの大きい企画展がある。日本関係展は3つもある。その中のキャノンの「ネオリアル展」のレセプションに行きました。キャノンの技術とデザイナーとのコラボで生まれた新空間の発表でした。 建築家の平田晃久氏と、インタラクティブアーティスト松尾高弘氏が深い海の世界をつくった。松尾さんに案内をしてもらいました。やわらかい膜に近づくと、クラゲが発生する。からだで感じる展示でとても面白かったです。 隣の空間ではキャノンのデザイナーが考えたもうひとつのインタラクティビティ。高機能カメラが人の輪郭を感知し、コンピューターを通して壁に投影する。頭の形をよく見ると私が映っています!
SENSEWARE
その中で特に気に入ったのは下記の3点
キャノンのすぐ近く、原研哉氏ディレクションの東京ファイバー「SENSEWARE」のパーティーに行きました。 日本の繊維企業とデザイナーとのコラボ企画で会場も広く、人も多かったです。 この企画展のレベルがとても高く、普段あまり意識しない様々な素材の可能性を見せてくれた。 出展者のGwenael Nicolasと話しましたが、各デザイナーが一人一人自由に作品を考えたので様々な方向性が出てきて面白い。各作品は本当に面白かったのですが、特に驚かされたのは隈研吾氏と原研哉氏の2つの作品。 隈氏は光ファイバーの入っているコンクリート、つまり光が通るコンクリートの作品を発表しました。不思議、そして美しかった。 原氏のWater Logo、技術はもちろんですが本来固定的であるロゴが動きのあるそして繊細な水滴によって現れたり、消えたりして感動的でした。 唯一ネガティブ点といえば、会場構成。大きい作品が動線をふさいで、人の多いレセプション日ではなかなか通れる道がなくて。もちろん全体のクオリティーから見て大した問題ではなかったのですが建築家としてすごくすごく気になった。
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Monert (素材名)/原研哉+Atelier Omoya×ユニチカ
画像 Monert (素材名)/原研哉+Atelier Omoya×ユニチカ 画像
Monert (素材名)/原研哉+Atelier Omoya×ユニチカ
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Breathair/ 佐藤可士和×東洋紡績
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Monert/ 隈 研吾×三菱レイヨン
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ナノフロント/ パナソニックデザインカンパニー×帝人
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Breathair/ 鈴木康広×東洋紡績
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Terramac/ 東 信×ユニチカ
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Smash/ミントデザインズ×旭化成
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Felibendy/津村耕佑×クラレ
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Felibendy/津村耕佑×クラレ
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Felibendy/津村耕佑×クラレ

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