サローネ続報

■ロン・アラッド個展 〜「INTERNI」
 
「'TWO FLOORS' ── Ron Arad Paperwork Collection in Milan 2002」


期間;2002年4月11〜15日
場所;Galleria Gio Marconi (ミラノ市内via Tadino)


(左)新作のテーブル「All Light Long」、ハニカム構造を、保存処理したカーボンファイバーでサンドイッチしている、全て紙。名前の通り長く軽いテーブル
(中)球が螺旋にスライスされてぶら下がったような照明「not made by hand,not made in china」コンピュータ制御のレーザー光線で形作られる(00年の作品)
(右)タイトル通り2フロアに分けて行われた展示、2階の一部、光の乱反射が面白い


ロン・アラッド、会場にて

Ron Arad Website
http://www.ronarad.com/
  「paperwork」コレクションを中心に展示した1階と、照明とインスタレーション「Delight in Dedark,2nd」などが展示された2階からなるロン・アラッドの「Two Floors」。
「paperwork」はハニカム構造をカーボンファイバーで覆った紙の家具。非常に手間がかかる手作業を経て実物となった。
「Delight in Dedark,2nd」は、シリコンの細い棒をたくさん吊ってカーテン状にしたスクリーンにイメージを映写するインスタレーション。イメージはロンアラッドとトマトのスタッフによるもの。
- Tomato -
http://www.tomato.co.uk/


1階の様子(一部)、ロンアラッドらしい曲線の新作「paperwork」シリーズが並ぶ、材料は紙


構造と材料の見本「test touch me」とある


テーブル「All Light Long」の上に吊り下げられたのはダイニングチェア「3 Skin Joint」密着した3層の表面材でハニカム構造を包む、ペンダントライトと同じくらい軽い、というプレゼンテーションか
 
「Oh Void 1」「おお、空虚(穴あき)」とでもいう意味の安楽椅子


右のテーブル「Moby's Trip」が「paperwork」シリーズ


左は「A.Y.O.R' (At Your Own Risk)」(1990)、右は「Old Dog New Tricks」(1991)、新作のフォルムもこれまでの延長にあることが明確に分かる

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