インゴ・マウラー、運転席にてご満悦
Ingo Maurer
http://www.ingo-maurer.com/
ステアリングまわり…、ステアリングの右上にはダッシュボード照明としてなのだろうかマウラーの「Lucellino」(羽の生えた裸電球)がある、会場内には「Lucellino」を使った驚きの「Pixel Birds」もあった
photo;(c)Ingo Maurer GmbH
次の展示会場であるドイツ・フランクフルトまで運ばれる(まさか運転はできないだろう)とのこと、日本でも見てみたい
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‘カラーなしでカラフルに。ここでは製品を見せるのではなく、遊び続ける。情熱はまだまだ強いんだ’(We are colourful without colour.We don't show products at Spazio Krizia,as always.We continue to play.Passion is still strong.)
リリースにあるインゴ・マウラーの言葉ですが、その通りの内容。
もの凄い数の来場者と大音量で、ごった返すディスコのようになっていた初日のオープニング・パーティ。聞くところによると、このような盛り上がりは毎年のことだそうで今回が特別ではないそうですが、とても取材どころではなく、後日昼間に改めて訪問。運良くマウラー本人と話すこともできました。
今回はゲストに、ロン・アラッド(Ron Arad)とデイヴィッド・ベスト(David Best)を迎えた展示。アラッドは、代表作「Well Tempered Chair」のプラスチック版「Bad Tempered Chair」と透明な「Tom Vac」などを発表。「Art Car」で知られる自称‘がらくたアーティスト’のベストは写真にあるキャデラックを出展していました。
ベストのキャデラックを説明するマウラー
「一体これを作るのにどれくらいの期間がかかったのですか。ご存じでしたら教えて下さい」
マウラー「およそ65人が3週間にわたり作業した結果なんだ」
「このキャデラックの装飾には、中国風の陶器や日本の民芸品のようなものも使われていて、世界中の文化が混じってるように見えるのですが」
マウラー「その通り。世界の文化のコンプレックスだね」
マウラー「今回はたくさんの日本人に会ったよ。(関係者が)みんなミラノに来てるんじゃないか(笑)」
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