BOMBEY SAPPHIRE賞
ZONA TORTONAのMy Own Galleryで開かれた、ボンベイ・サファイア賞はガラスを素材とした、プロ・アーティストを対象とした賞で6年継続している。BOMBEY SAPPHIRE 財団が開催していて、カリム・ラジット、トーマス・ヘザウィック、ロン・アラッドをはじめ8人の著名なデザイナーが審査員として参加している国際的に重要な賞である。
今回は日本人アーティスト東恩納裕一氏が受賞した。ガラスという概念をするりとはずしたその作品は、丸型蛍光灯を39個組み合わせて作られたシャンデリア。意表をつかれた観客者たちの驚きが伝わってくる。
日常的素材をつかって豪華さを演じるというだけあって、視覚的美しさが同時に存在している。概念と美の融合度が高い点が群をぬいていた。
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