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第3回
(特別編)
ミラノ小型機衝突事故


■ 突然の出来事

4月18日午後5時48分、自宅にていつものように作業をしていたとき、ドーンと言うものすごく大きな音した。

さっぱりなんのことだか、分からないまますぐに外を見た。しかし、なにも見えない。うちの前が警察署なのだが、警官たちが騒いでいる。ちょっと、様子が違う。でもまぁ、いつもの様にイタリア人特有の大げさな表現かとも思った。
警官たちがある方向を指さしている。その時私の中で何かを感じ、すぐさまジオ・ポンティに向かった…

うちから3〜4分の位置にその建物はある。いつも見慣れていたあの建物。私の中で何かが確信していく。

そこにはたくさんの人集りそしてあの惨状。
近くの人に聞いてみる。「爆発、飛行機」…。色々な答えが返ってきた。

後からの情報では、「テロの可能性は少ない」との事だが、テレビで見たNYの惨劇がまざまざと伝わってくるような、衝撃的な事故だった。


ピレリビル
ジオ・ポンティ設計による高層建築。
1959年に建てられた30階建ての鉄筋コンクリート構造のビル。高さ約130メートルで、その当時にしてはモダンな建物。




穴のあいたピレリビル。


まだ煙が立っている。事故直後。



夕刻少し前の事故



ビル横の道、もう封鎖されている。この写真では見にくいのですが、真横にトラム(ミラノの主要交通機関)が止まっている。


追突された25階、26階



ビルの足下



惨状に駆けつけた人々

煙にまみれ見た目崩れているように見えるが、崩れてはいない。

ビル前の店先のガラスが割れている。たぶん爆音で割れたのだろう。


夜までサイレンが鳴りやまず、絶えず救急車やパトカーが。

夜の横からのアングル。

だいぶ以前に撮ったピレリビルの写真。

Piazza Cadorna  
 


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