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物物

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物物

猪熊弦一郎のコレクションから厳選された「もの」たちの魅力を新たな視点で紹介

表紙
発行 BOOK PEAK(株式会社菊地敦己事務所)
著者 集=猪熊弦一郎、撮=ホンマタカシ、選=岡尾美代子
編集 菊地敦己
仕様 A5判 / 224ページ / フルカラー / ハードカバー
価格 2,940円(税込)
ISBN 978-4-902519-06-8 C0072

物物

画家・猪熊弦一郎(1902-93年)は、著書『画家のおもちゃ箱』(文化出版局84年発行)でも知られるとおり、自分の嗜好に触れるものをいつも身近に置いて、暮らしや仕事の糧としていた。高価なアンティークも生活雑貨も、道で拾った小さな欠片でさえも、猪熊にとっては区別なくその一つ一つが「良き友」であり「恋人」であったのだ。現在、これらの膨大な数の収集品は丸亀市猪熊弦一郎現代美術館に収蔵されている。

今回、新たにこれらのコレクションのなかから、スタイリスト・岡尾美代子が100点余りを丁寧に選び抜き、写真家・ホンマタカシが一つ一つ撮影。見開きに、写真一点と撮影時に交わされたホンマと岡尾の会話を収録。また、巻末には小説家・堀江敏幸のエッセイを収録し、デザインと編集はアートディレクター・菊地敦己が担当した。本書『物物』は、それぞれの視点によって瑞々しい魅力を発見された「もの」たちを、じっくりと味わえる一冊となっている。

エッセイ/堀江敏幸
監修/丸亀市猪熊弦一郎現代美術館・公益財団法人ミモカ美術振興財団

■関連イベント「物物」
2012年07月15日(日)~2012年09月23日(日)
丸亀市猪熊弦一郎現代美術館で開催
http://event.japandesign.ne.jp/news/26870120628/

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