タイトル	[新装版] 黄金分割
著者	柳 亮
発行	美術出版社
仕様	268ページ
価格	2,940円（税込）
ISBN	978-4568300789

タイトル	[新装版] 続 黄金分割
著者	柳 亮
発行	美術出版社
仕様	168ページ
価格	2,940円（税込）
ISBN	978-4568300796

1965年（続巻は1977年）に刊行され、美術、建築などを学ぶ読者に長きにわたって愛読されてきた『黄金分割』の新装版。黄金分割（1:1.618…）は、もともと自然の中に存在していた比例で、人間の手によって、建築や絵画などにも取り入れられていった。

『黄金分割』ではピラミッドからル・コルビュジェまでの西洋の例を、『続・黄金分割』では、法隆寺から浮世絵までの日本の例をあげ、様々な美術・建築に応用されたことを、図版を使ってわかりやすく解説。芸術作品を見る解説に、絵画制作の構図を決める際の理論にも重要な知識となる。

新装版では、江川佳秀(徳島県立近代美術館学芸課長)氏による、「新装版刊行にあたって」(序文)、「新装版解説」が加わった。

【著者】
柳 亮（やなぎ・りょう）
美術評論家。本名、伊藤義治。1903(明治36)年生まれ。
日本美術学校(現日本美術専門学校)卒。1925(大正14)年に、西洋美術研究のために渡仏。パリ大学に学び、次いでエコール・ドゥ・ルーヴルにて、ポール・ジャモ教授に師事。1932(昭和7)年帰国。構図法のほか、西洋の近代美術を広く日本に紹介。1971(昭和46)年紫綬褒章受賞。1978(昭和53)年没。