GERMAN DESIGN   デザイン大国ドイツの魅力を大特集

INTERIOR

伝統と技術によるモダンデザイン、情報と流通を加速させる見本市

欧米の多くの国と同様に、家に人を招くことが多いドイツでは「住むこと」を非常に大切にしている。少々高くても一生愛着を持って使えるような製品をここでは紹介する。家庭用でも、オフィス用でも、シンプルかつ上質なのがドイツブランドの特徴だ。また、最新の家具やインテリアデザインを世界に向けて発信する「imm ケルン国際家具インテリア見本市」も、業界関係者には見逃せないところ。次回は2015年1月19日より開催される。

imm Cologne imm cologne / ケルン国際家具インテリア見本市 2015

世界の最新家具・インテリアデザインを発信する「imm cologne / ケルン国際家具インテリア見本市 2015」。

immは、プレミアムメーカーの最新デザインから若手デザイナーや先進的なデザインコンセプトまで、様々なインテリアスタイルやデザインテイストを網羅する世界最大規模の国際メッセ。immでは世界の最新トレンドを色濃く反映するシーズンの新商品がいち早く紹介されることからも、業界関係者にとって重要なイベントとなっている。2015年は「LivingKitchen」も同時開催し、キッチン関連のトレンドもいち早く見ることができる。

日時 2015年1月19日(月)~25日(日)
9時~18時(※最終日は17時まで)
場所 ドイツ連邦共和国 ケルンメッセ会場
http://www.koelnmesse.jp/imm/

wilkhahn
wilkhahn
1907年に小さな工房から始まったドイツの家具メーカー。ドイツに生まれ、ドイツに育まれたモダンデザインの原理をかたくなに守りながら、時代のニーズに応えた製品を数多く生み出している。オフィスファニチャー中心のビジネスに変更したのは1960年代で、それから開発を続けているワーキングチェアが主力アイテムだ。長く座っても疲れにくい構造を持つ、機能性と美しさを兼ね備えた製品は、オフィスだけでなくホームユースでも高い評価を得ている。
http://www.wilkhahn.co.jp/
COR
COR
その優れたデザインセンスと機能性から、ドイツのトップブランドとしての確固たる地位を築いている。“永く使うこと”が環境保護に繋がるという考え方のもとに、ソファの中身への耐久性の追求を“物作り”の基礎として取り組んでいる。そのこだわりが、世界でも有数の最高級ソファブランドたらしめる証だ。
http://www.aidec.jp/cor/
DURAVIT
DURAVIT
1817年の創業以来、上質なモダンデザインを生み出し続けるドイツのバスルームブランド、デュラビット。そのスタートは、ドイツのブラック・フォレスト地域に陶器製品の小さな工場を設立したことから始まる。フィリップ・スタルク等の世界的に著名なデザイナーとのコラボレーションによって、バスルームのデザインに革命を起こし、数多くの権威ある国際デザイン賞を受賞している。
http://www.duravit.co.jp/
tojo
tojo
トーヨーは2000年に設立された南ドイツの家具メーカー。コンパクトに畳めて輸送しやすく、組立てやすい、サイズや形を変えやすいなど、フレキシブルな使い方ができる機能的な家具をコンセプトに、若手デザイナーによって様々なアイテムがデザインされている。
http://www.livingmotif.com/shop/products/detail/21435
THONET
THONET
トーネット社は、19世紀の曲木技術の完成により、世界で初めて家具のマスプロダクト化に成功。また、バウハウスとのコラボレーションでは、現代デザイン史に数多くの功績を残した。そして現在、150年に渡って培われた、物作りの精神と高い技術力をベースに、常に時代の“これから”を提案し続けている。
http://www.aidec.jp/thonet/