細かい模様のような、絵のようなものを描く事が、昔から好きだった。複雑な模様が画面に広がり、有機的な変化を遂げながら最終的に大きな1つの形が紡ぎ出される事には、自分で描いていながらもいつも魅了されていた。そんな小さい頃の落書きを、1つの作品として昇華させたいという思いからこの作品を制作するにあたっての動機に繋がっている。 手が動くのに任せて無心に描いていったドローイング作品です。