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2007 ミラノサローネ速報
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山口 愛子 : Ready for Salone! Fuori Salone
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山口 愛子
Aiko Yamaguchi


山口 愛子

1997 内田 繁 スタジオ80 研修
1998 Chelsea College of Art & Designにてインテリア・建築を学ぶ
2001 日本ホームズ(株)勤務
2007 竹中工務店 インテリア課 移動




2007・THE FIRST MILANO SALONE


毎年、4月になると「サローネに行きたい!」気持ちをやり過ごしていたのですが、漸く個人で旅立てるチャンスが巡って来ました。
といっても、ミラノの町並みやサローネの規模がどのくらいなのか?なんて 全くわからずに旅立ったので、目に映ってきた全ての事が新鮮であり、 興奮しっぱなしでした。
ギャラリーも一つの場所にまとまっている訳でもなし、地図と水を片手に 歩き回ってやっと辿り着き、デザイナーの作品に出会うと、しばし疲れも吹っ飛んでしまう…。それでも疲れ果てて歩いてると、わざとぶつかってきて「元気?」なんて聞いてくる、ナイス・ガイだっているのです。元気が出るの、当たり前です。(日本にはあまりない光景ですものね。)

帰国後、行く前と帰って来た自分の中に「何かが変化したぞ」という実感がありました。気になる作品展示会場へ行く度に「作品鑑賞の楽しみ方」がしっかり身に付いているのです。
この時期のミラノは、世の中に流れている家具や商品の根本的な部分がギュッと詰まりまくった貴重なweekなのだから、誰もが一度は行って見るべき!と強く推薦してしまいます。 さて、サローネへの準備をしましょう!

■ FLOS PROFESSIONAL SPACE

サローネで展示している作品は、新作ばかりでなく昔デザインされた物も含まれ、会場に展示してあります。このブースは中庭がある空間で、建物の一番奥の部屋に9名のデザイナーの照明が静かに展示されてました。
Design Antonio Citterio,Rodolfo Dordoni,
      Joris Laarman, Piero Lissoni,
      Jasper Morrison, Barber Osgerby Studio,
      Philippe Starck, Patricia Urquiola,
      Marcel Wanders


中庭の見ながら奥へ向かう途中、「TARAXACUM(タラクサクム) - タンポポの属名」(アッキレー・カステリオーニ)がwelcomeしてくれました。

中庭の見ながら奥へ向かう途中、「TARAXACUM(タラクサクム) - タンポポの属名」(アッキレー・カステリオーニ)がwelcomeしてくれました。


オレンジ色が鮮やか。この穴は、照明のシルエットと同じ形が開けられています。ココは撮影禁止場所だったのでこの一枚のみ!

オレンジ色が鮮やか。この穴は、照明のシルエットと同じ形がくり貫かれています。 ココは撮影禁止場所だったのでこの一枚のみ!


DOLCE & GABBANA
■ Ron Arad


最初に目についた椅子の素材の色が地味で、触ると硬くて薄くて、とても座りたいとは思えなかったのですが、 コンクリートの椅子だったらしい。納得。
ブースはファッションショーでも始まるの?という雰囲気。一本のステージがあり、その上に煌く光る椅子のみがスポットを浴びている。一番奥には背の高い黒スーツの男性が2人、仁王立ちしていた。


Ron Arad



Ron Arad



■ C.A.O.S

日本人アーチスト増田 洋美氏の作品。
ミラノの顔でもあるDuomo隣りにある巨大なモール、 ガレリアの中央部(トリノの紋章)にデーンと置かれていた。 この時、暑かったミラノ市内に涼しげな銀と黒の石が印象的。


C.A.O.S



■ Vincenzo De Cotiis

ガレリア周辺、外へ出るとレオナルド・ダビンチ像の下に 2匹の牛が…。このミスマッチが妙にかわいい。


Vincenzo De Cotiis



Vincenzo De Cotiis



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