ガラスの分子構造を体感するAGC旭硝子の「Amorphous」、空間デザインをNOSIGNER、ライティングデザインを岡安泉氏が担当

ガラスの分子構造を体感するAGC旭硝子の「Amorphous」、空間デザインをNOSIGNER、ライティングデザインを岡安泉氏が担当

AGC旭硝子は昨年に引き続き「ミラノサローネ」に出展。今年は「Amorphous(アモルファス)」というコンセプトの下、従来のガラスのイメージを覆す「軽やかで、自由で、表情豊か」なガラスの未来を「Dragontrail®(ドラゴントレイル)」をはじめとする同社の薄板化学強化ガラスで表現。空間デザインを太刀川英輔率いるNOSIGNER、ライティングデザインを岡安泉氏(岡安泉照明設計事務所)がそれぞれ担当する。

会場では、最先端の技術によって生まれた薄板化学強化ガラスを約5千枚用いて、10億倍に拡大したガラスの分子構造「アモルファス」を体感する空間がつくりだされる。従来のガラスのイメージを覆す”軽やかで、自由で、表情豊か”なインスタレーションは、自然科学と先端技術が融合する未来の可能性を示すものとなりそうだ。

AGC旭硝子の「Dragontrail®」をはじめとする薄板化学強化ガラスは、現在は主にスマートフォンやタブレットPCなどのカバーガラスとして使われている。薄いガラスの製造過程で化学的な強度処理を行うことで、一般的なガラスよりも傷つきにくく、割れにくい特性を活かして、様々な用途に薄板化学強化ガラスの展開をはじめている。

会期:2016/4/12(火)~4/17(日)
会場:SUPERSTUDIO PIÙ, via Tortona 27
http://www.agc-milan.com/

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