nendoの個展「50 manga chairs」をミラノサローネで開催、漫画の表現をモチーフにした50脚の椅子

nendoの個展「50 manga chairs」をミラノサローネで開催、漫画の表現をモチーフにした50脚の椅子

今年もミラノサローネで個展を開催するnendo、展示タイトルは「50 manga chairs」。1脚1脚に漫画の表現性を持たせた形状に、新潟の職人が鏡面に仕上げた50脚の椅子を屋外空間に展示する。

展示コンセプトは以下の通り。
“漫画は輪郭線で構成されることによる平面性と抽象度の高さを伴った表現手法である。日本だとそのルーツは江戸時代の浮世絵にまで遡るとされており、我々の文化に深く根付いた存在とも言えるが、その漫画が持つ強い記号性を家具デザインに応用させることを考えたインスタレーション”

また、できる限り色やテクスチャーといった物質感を与えたくないという思いから、漫画と同じく、現実世界を投影することで新たな空間的レイヤーを生み出してくれる”ミラーで全面を仕上げることにした”とのこと。

漫画と家具、この組み合わせがどのような反応で迎えられるか注目したい。

http://www.nendo.jp/wp/wp-content/uploads/2016/03/salone16_leaflet.pdf