リモートワークを応援!編集部おすすめの「モノとコト」 vol.2

リモートワークを応援!編集部おすすめの「モノとコト」 vol.2

新型コロナ感染拡大防止の影響から、JDN編集部はリモートワークを実施してきましたが、もうすぐ2か月が経とうとしています。自宅で仕事を行なうことに慣れ、だいぶ生活ルーティーンも確立できましたが、長引くこの自粛期間に「ちょっとリモート疲れしてきたな…」という方もいるのではないでしょうか。

前回の記事ではリモートワークをサポートしたり、気分を上げてくれる製品を紹介しましたが、今回は、仕事を終えたあとにひと息つける製品を中心に紹介します!

バルミューダ「BALMUDA The Speaker」

自宅で過ごす時間が増える中、好きな音楽を流してリラックス、リフレッシュしている方におすすめなのは、4月末に製品が発表されたばかりの「BALMUDA The Speaker」です。このワイヤレススピーカーは、音楽に合わせて光り輝くのが大きな特徴です。

扇風機やトースターなど、デザイン性にも優れた製品を生み出してきたバルミューダ。同社初のオーディオ製品であるBALMUDA The Speakerも、ランタンのような一風変わったデザインです。フルレンジスピーカーと独自技術のドライブユニットによって360°全方位に広がる立体的な音響空間をつくり、音のバランスを崩すことなく、ボーカルが目の前で歌っているようなライブ感を出せるのだそう。

また、3基のLEDユニットとステージライトが音楽にシンクロして光り輝き、まるでライブステージを見ているかのような臨場感が味わえるそうです。発売は6月中旬と少し先ですが、サウンドはもちろん、目でも音楽を楽しみたい方におすすめのスピーカー。

BALMUDA The Speaker

LEDユニットの光り方は「Ambient(アンビエント)」「Beat(ビート)」「Candle(キャンドル)」の3つのモードから選択可能。曲やシーンに合わせて好みで楽しめます。

サイズ:Φ105mm×H188mm
価格(税抜):32,000円
※6月中旬発売予定(予約受付中)
https://www.balmuda.com/jp/speaker/
東北工芸製作所「オールドグラス」

朝方の靄がふわりとかかる山のような、もしくは深い海が波立つようにも見える美しいグラスは、1933年に宮城県仙台市でものづくりの会社として創業した東北工芸製作所によるブランド「TOUCH CLASSIC」のオールドグラスです。

「玉虫塗」という、宮城に伝わるうるし塗りの技法を使った、テーブルウエアやステーショナリーを中心に生活の場面を彩る製品をつくっています。デザインスタジオ「Concept Conception」のアートディレクター、小野清詞さんがデザインを手がけました。

このグラスの独特の光沢と質感はまさに「玉虫塗」によるもので、銀粉をまき、その上から透明感のある色うるしを塗るという技法であでやかなグラデーションが表現されました。

うるし塗りは、酸・アルカリ・塩などに強く、耐久性があるほか、防腐効果や抗菌効果をもつという特徴があります。飾って眺めるだけでも美しいこのグラスを、ぜひ、日常生活の中で使ってみてはいかがでしょうか。オン・ザ・ロックにもぴったりのグラスです。

サイズ:W8cm×D8cm×H9cm
素材:ガラス
価格(税抜):6,000円
http://touchclassic.jp/item/62/
ZIKICO「SUMUカトラリー」

おうちごはんを盛り上げてくれるカトラリーもご紹介。「SUMUカトラリー」は、ジルコニアという素材を使ったカトラリーシリーズで、「澄む」と「住む」をかけて「SUMU」と名付けられました。

ヘッド部分はジルコニアで、柄の部分は樹脂製。パッケージも含めたデザインディレクションは、手工業デザイナーの大治将典さんが手がけました。

おもな特徴は、ジルコニアを使用しているため、一般的な金属のカトラリーに比べて50%ほど軽いことと、金属イオンを放出しないため料理の味を損なわず、金属アレルギーの心配もないことの2つです。

さらに、先端部のジルコニアのなめらかな仕上がりと薄い形状は料理を捉えやすく、口に含んだときのなめらかな口触りと口からの抜けのよさは、料理の味をいっそうひきたててくれます。

素材:ジルコニア、樹脂
価格(税抜):4,300~4,500円(SUMU dinner)、3,800~4,000円(SUMU dessert)、3,200円(SUMU small)、4,700円(SUMU Cutlery Rest)
https://www.zikico.com/
SOGU「PAPER SERVER」

仕事を一区切りしてデスクまわりを整理整頓することも、気分がすっきりするのでおすすめです!「PAPER SERVER」はバラつきがちになってしまう用紙を整えておくトレーで、前後左右どこからでも紙を取り出しやすいようデザインされているのが特徴です。

同製品は、大阪のプロダクトデザイン会社Yのメンバーが「欲しい!」と考えた、“デザイン事務所向け雑貨”を提案するブランド「SOGU(ソグ)」から発売されています。

PAPER SERVERのサイズは、A3サイズ、A4サイズ、A5サイズの3種類。A4サイズには、裏紙ストックに便利な高さのあるハイサイズもそろっています。デザインスケッチのためのA4用紙を置いたり、テレワーク時のメモ用紙としてノートパソコンの傍にA5用紙を置いたり、さらには建築系のお仕事の基本フォーマットであるA3用紙も難なく整理できます。ワーク空間を心地よく整える名脇役です。

素材:スチール
収納枚数:約100枚(A3・A4・A5)、約250枚(A4ハイサイズ)
価格(税抜):2,500~5,000円 ※価格はサイズによって変わります
http://sogu.co.jp/1470/
DYK「キッチンツール/ツールレスト」

「DYK(ダイク)」は、株式会社髙儀が大工道具の製造販売を通じて培ってきた技術を活かして作られたキッチンツールブランドです。

お玉やフライ返し、トング、万能スプーンなど全10種類ある「キッチンツール」は、使いやすさを考えたサイズ感・重量感を実現したDYKのデイリーアイテム。ハンドル部分に厚みをつけたことによる持ちやすさもポイントです。「ツールレスト」は、“美しく魅せる”をコンセプトに、6本の「キッチンツール」をかけられる専用収納スタンドです。

取りやすく・しまいやすいという大工職人の道具の利便性と、道具自体の美しさを体現するプロダクトです。セットで使うことでその利便性とデザイン性を体感できるはず。自炊する機会が増えたという方、新しいツールを取り入れて、キッチンをスタイリッシュに、かつ使い勝手をよくしてみてはいかがでしょうか。

■キッチンツール(ステンレス)
種類:お玉、かすあげ、フライ返し、レードル、パンチングレードル、ターナー
価格(税抜):2,500円
■キッチンツール(ナイロン)
種類:万能トング、パスタトング、菜箸トング、万能スプーン
価格(税抜):1,900~2,200円
■ツールレスト(スタンド)
種類:ミラー、ブラック
価格(税抜):9,000円(ミラー)、12,500円(ブラック)
https://www.dyk-takagi.jp/product

「snaq.me」

おやつ体験BOX「snaq.me(スナックミー)」は、自宅にいながら素材の味を生かしたおやつを楽しむことができる、サブスクリプションサービスです。テクノロジーを駆使した約1,000億通り以上の組み合わせからその人の好みを導き出す「おやつ診断」を行うと、国内外から厳選した安心安全のおやつを、毎月オフィスや自宅のポストに届けてくれます。

おやつ診断の内容は、「おやつと一緒に何を飲みますか?」「おやつはいつ頃食べますか?」といったものから、アレルギーの有無などかんたんな10項目ほどの質問に答えるだけ。何が届くかわからないワクワク感、毎月種類が変わるバラエティ、安心安全の素材からつくられていることなどから、子どもがいるご家庭や、20~40代女性を中心に支持されています。

ちなみに、2016年にサービスがはじまった「snaq.me」は、今年の3月にロゴやパッケージ、おやつの内容をリファイン。単なる「モノ」ではなく、おやつの時間やそれをワクワクしたり楽しんだりする「おやつ体験」を多くの方に届けることを目指しているそうです。いつもの休憩時間に飽きてきたという方や、もっとおうち時間を特別にしてみたいという方にぴったりのサービスです。

内容:1ボックス(おやつ8個入り)
価格(税抜):1,980円、送料無料
https://lp.snaq.me/
「ほろよい文庫」

製品のネーミングからしてグッと気になる「ほろよい文庫」は、お酒が造られた土地の風土や歴史など、さまざまな物語を感じながら楽しめる短編小説付きの日本酒です。日本が誇るおいしい地酒を新たな形で、より多くの方に楽しんでいただくために“創刊”されました。この一風変わった製品は、コミュニケーションファクトリーの「meet&meet」、新潟・長岡市にある「お福酒造」、独立出版レーベルの「TISSUE Inc.」の3社が共同で手がけています。

中身が気になる小説の第一弾の題材は、新潟の酒どころ長岡です。作家の山内マリコさんが実際に長岡へ足を運び、土地の空気を感じながら書き下ろしました。「運命の人かもしれないけど『じゃあ、ここで』」「あたしはまだ到着していない」の2編の恋物語で、お酒はそれぞれ異なる味となっています。

小説とお酒のパッケージに描かれたイラストは、塩川いづみさんによるもの。日本酒は、長岡市で明治30年に創業した老舗「お福酒造」が厳選した純米吟醸酒。2つの物語と2つの日本酒の味わい比べながら、おうち居酒屋を楽しむのもよいですね。

内容量:各720ml
価格(税抜):各4,000円
https://horoyoi-bunko.jp/

5月26日に緊急事態宣言がひとまず解除となりましたが、リモートワークを継続する方や、少しずつ会社に出勤する方などさまざまな働き方があると思います。記事では7つの製品を紹介しましたが、働き方の選択肢が増えた生活の中で、気分を変えたい時や集中力が切れてしまった時などにぜひ試してみてほしいものばかりです。今後も感染流行しないよう、ひとりひとりが身を守りつつ、心身ともに快適な日々を送っていただけることを願っています。

構成・文:JDN編集部