人間の脳にダイレクトに訴えかける「脳よだれ展」、思わずツバを飲み込んでしまう作品群

人間の脳にダイレクトに訴えかける「脳よだれ展」、思わずツバを飲み込んでしまう作品群

「脳よだれ…? えっ、よだれって脳から出るの…?」と、興味をそそられるタイトルの展覧会が、表参道のスパイラルで6月29日まで開催しています。

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タイトルもさることながら、メインビジュアルもかなり気になってしまうデザイン

同展は「おいしそうなものを見てツバが出る」「キレイな人を見て興奮する」といった、人間の生理に訴えかける写真に博報堂のアートディレクター21人×博報堂プロダクツのフォトグラファー21人が挑んだもの。

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普段は広告の制作に取り組む42名ですが、今回の作品にはクライアントがないため、アートディレクターとフォトグラファーの欲求が良い意味で自由に表現されています。人体をテーマにしたものや何気ない日常を切り取ったもの、瞬間の美しさを表現したもの、女性の美など、脳に訴えかけるような表現を各々が展開していました。気になった作品の一部を紹介します。

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Mount(岡祐介×柴田賢蔵)

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我慢の限界(高橋潤×前山佳代)

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ある瞬間 A MOMENT(鈴木康平×川嶋ななえ)

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孔福論(島村朋子×伊藤裕平)

広告で重要とされる“シズル感”をどこか感じる自由な作品は、言葉や理屈を超えて観る人の脳に直接訴えかけてきます。思わずゴクリとツバを飲み込んでしまう作品に遭遇してみてください。

■脳よだれ展
会場:スパイラルガーデン
会期:2016年6月22日(水)~29日(水)
時間:11:00~20:00
https://www.spiral.co.jp/e_schedule/detail_1929.html