石内 都 肌理と写真

《Mother's #35》2002年 ©Ishiuchi Miyako《Mother's #35》2002年 ©Ishiuchi Miyako

石内都は、2014年にアジア人女性として初めてハッセルブラッド国際写真賞を受賞するなど、現在国際的に最も高く評価される写真家のひとりだ。

多摩美術大学で織りを学んだ石内は、1975年より独学で写真を撮り始め、思春期を過ごした街・横須賀や日本各地の旧赤線跡地などを撮影した粒子の粗いモノクローム写真で一躍注目を集めた。近年では、被爆者の遺品を被写体とする「ひろしま」や、メキシコの画家、フリーダ・カーロの遺品を撮影したシリーズで、その活動は広く知られている。

2017年は、石内が個展「絶唱、横須賀ストーリー」で実質的なデビューを果たしてから40年を迎える年にあたる。本展は、この節目の年に、石内自らが「肌理(きめ)」というキーワードを掲げ、初期から未発表作にいたる約200点が展示・構成されるものだ。

住人のいなくなったアパート、身体の傷跡、大正・昭和の女性たちが愛用した絹織物、亡き母や被爆者らの遺品の写真を通して、存在と不在、人間の記憶と時間の痕跡を一貫して表現し続ける石内の世界が凝縮して紹介される。

開催期間 2017/12/09(土)~2018/03/04(日)
時間 10:00~18:00(2018/3/1は16:00まで、3/3は20:30まで/いずれも入館は閉館30分前まで)
休館日 木曜日(ただし、2018/3/1を除く)、12/28~2018/1/4
入場料 一般1,500円/大学・高校生900円/中学生600円/小学生以下無料/65歳以上1,400円(要証明書、美術館券売所でのみ対応)
参加アーティスト 石内都
会場
  • 横浜美術館
  • 神奈川県横浜市西区みなとみらい3-4-1
会場電話番号 045-221-0300
会場URL http://yokohama.art.museum/
詳細URL http://yokohama.art.museum/special/2017/ishiuchimiyako/