ピエゾディフューザー「duo」

香りを使い分けられるアロマディフューザー

2つの香りを手軽に使い分けられる、新しいタイプのアロマディフューザー「duo(デュオ)」。シーンや気分に合わせて、自分の好みの香りに浸ることができるのが特徴だ。

使い方は簡単。2種類のアロマオイルのボトルをセットし、スイッチで香りを切り替えるだけ。細かなタイマー機能により、2つのアロマオイルそれぞれにタイマー設定が可能。朝の目覚めには爽快な香りを、夜の眠りにはリラックス系の香りをと、生活リズムにあわせて使うことができる。オイルは約50種類の中から気に入った香りをお好みで。

デザインを担当したのは、プロダクトデザイナーの柴田文江氏。「熱や水を加えずに、アロマオイルがそのまま空間へ広がっていく様子を、透明感のあるデザインに生かしました。現代のインテリアになじむ佇まいで、アロマオイルの変化が目に見える安心感を表現しました」と、話す。

このディフューザーは、ピエゾ式(圧電素子)による噴霧方式を採用している。超音波振動でアロマオイルを霧状にして空気中に拡散させるため、自然に蒸発させる方式に比べて、空間のすみずみまで香りが広がる。音が静かなところもポイントのひとつ。

お手入れは噴霧口の目詰まりを防ぐため、オイル交換の際などに付属のクリーナーで定期的に洗浄することが推奨されている。また、香りの種類を変える場合には、ディフューザーとボトルをつなぐピエゾ用スティックを交換すれば、よりよい香りを楽しめるそうだ。

※オイルは、アットアロマ社製のピエゾディフューザー専用アロマオイル「piezo diffuser aroma oil」(別売り)を推奨

ブランド:アットアロマ株式会社

「アロマセラピーで空間をデザインする」をコンセプトに、業務用アロマディフューザーや天然エッセンシャルオイルの企画・販売を行なっている。ニーズに合わせたオリジナルアロマのデザインや、さまざまな香りの活用コンサルティング、「アロマ空間デザイン」各種スクールも運営。

デザイナー:柴田文江

エレクトロニクス商品から日用雑貨、医療機器、ホテルのトータルディレクションまで、インダストリアルデザインを軸に幅広い領域で活動を行う。代表的な作品は、無印良品「体にフィットするソファ」、オムロン「けんおんくん」、カプセルホテル「9h(ナインアワーズ)」など。

ピエゾディフューザー「duo」

本体サイズ D111×W191×H153.5mm
重量 650g(電池、ボトルを除く)
内容 ディフューザー本体、クリーナー30ml、ピエゾ用スティック10本、ボトルアタッチメント2個
カラー ホワイト、ブラウン
電源 単3電池(アルカリ/充電池)4本
消費電力 約0.78W(DC6Vで1本噴霧時)
噴霧方式 超音波素子(ピエゾ)、FAN
最大拡散能力 約70m2(約40畳)
噴霧調整 連続噴霧~300秒に1回の噴霧まで調整可能
使用オイル ピエゾディフューザーアロマオイル100ml(別売り)
オイル消費量 約0.5ml/時間程度(使用オイル、室温などの使用環境により異なる)
価格(税抜) 50,000 円