GPS衛星からシグナルを受信し現在地を特定することで、現在地の時刻をすばやく表示するという、原子時計に基づく究極の時間精度。そして電池交換不要のソーラー充電機能によって、「クオーツ革命」に続く時計史の「第二の革命」を起こそうという「セイコー　アストロン」。その革新性をデザインで表現すべくコラボレーションしたのが、イタリアのカー&インダストリアルデザイン界の巨匠ジョルジェット・ジウジアーロ氏率いるデザインチーム「ジウジアーロ・デザイン」。

セイコーとジウジアーロはこれまでにも様々なコラボレーションモデルを発表してきた。今回のコンセプトは「アヴァンギャルド」。コンセプトカーのような疾走感と大胆さ、イタリアンテイストが特徴だ。

時字は、この限定モデルのためにデザインされた躍動感あるアラビア数字。裏蓋はタイヤのホイールをモチーフに、シリアルナンバーが印されている。バンドは、中駒に白セラミックを用いたチタン製と、天然クロコダイルの付け替え用が付属。カラーリングは黒が基調だが、赤白緑のイタリアンカラーが随所に取り入れられている。