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Eero Aarnio / Pingy
エーロ・アールニオの揺れるペンギン ピンギー
北欧フィンランドの巨匠、エーロ・アールニオの新作は、おきあがりこぼしのようにゆらゆら揺れるペンギンのオブジェ「Pingy(ピンギー)」。
「このペンギンのヒナたちは少々食べ過ぎてしまったようだ。まん丸お腹が重たくてゆらゆらと揺れてしまうのだが、この様子がペンギンのヒナがよちよち歩いているみたいで愛らしくてたまらない。」(エーロ・アールニオ談)
この様子に子供たちはペンギンの住む見知らぬ土地へと想像力をふくらませ、大人には日常を離れた癒しを提供するだろう。
複数並べると、まさにペンギンが行進しているような愛らしさ。アーモンドのような形の目をつけた顔は左右非対称で、アールニオらしい暖かみを感じさせるデザインだ。
MAGIS社が得意とするポリエチレン・回転成型で作られているが、まんまるのお腹にはおもしが入っていて、重量約7kgと結構重い。馬型のチェア「Pony」や鳥型の「TIPI」など動物モチーフの名作も多いアールニオの作品に、また新しい仲間が加わった。
Eero Aarnio(エーロ・アールニオ)
1932年フィンランド・ヘルシンキ生まれ。1957年インステテュート オブ インダスを卒業。1962年ヘルシンキに自分のスタジオを開設。「ボールチェア」「パスティル」「ポニー」などが有名。鮮やかな色彩や有機的なフォルムの作風で異彩を放つ。ニューヨーク近代美術館や、パリ・ポンピドーセンターなど、海外のミュージアムのパーマネントコレクションに選定されるなど現在も活躍する有名なフィンランドのデザイナー。
ブランド:Magis(マジス)
1976年に設立されたイタリアの家具・家庭用品メーカー。世界で活躍するデザイナーを起用し、その斬新なアイデアとデザインで世界中から高い評価をえている。ニューヨーク現代美術館やパリ国立近代美術館など、世界のミュージアムに永久保存されている商品も多い。「日常使いの製品にこそ、優れたデザインを」をテーマに、独創のデザインを最新の技術で製品化している。
Pingy(ピンギー)
サイズ | W670×D400×H700mm |
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素材 | ポリエチレン |
価格(税込) | 33,600円 |
お問い合わせ
Magis Japan
http://www.magisjapan.com/