株式会社スピークと東京ピストルがタッグ、下北沢の高架下に飲食店&イベントスペースを3年間限定でオープン

株式会社スピークと東京ピストルがタッグ、下北沢の高架下に飲食店&イベントスペースを3年間限定でオープン

ユニークな切り口で物件を紹介する不動産サイト「東京R不動産」や不動産再生のプロデュースなどで知られる株式会社スピークと、さまざまなクリエイティブ制作やメディア運営、プロデュースを手がける東京ピストルがタッグを組み、下北沢の高架下のスペースに、飲食店とイベントスペースを2016年8月同時にオープンする。

場所は京王井の頭線「下北沢」駅徒歩3分の高架下。京王電鉄で進めている井の頭線高架橋化工事の一部完了に伴い利用可能となった、高架下空間を3年間の期間限定で有効活用する事業「下北沢高架下プロジェクト(仮称)」の一環だ。

飲食店舗「long vá quán(仮称)」はアジアの屋台酒場からインスピレーションを得たカジュアルな食堂・酒場。屋外に設置される「下北沢ケージ」は、金網フェンスに囲まれた面積約200平米のスペースで、その一部は飲食店舗の屋外客席を兼ねる場所となる。日常は開かれた公園空間として開放され、夕方から夜にかけてはしばしばナイトマーケット(夜市)の空間に。

ケージによって囲われつつ、街行く人々が様子を見ることができる空間を活かして、企業PR、食やセカンドハンドのマーケット、アートイベント、映像・映画、パフォーマンス、スポーツなどのイベント利用に貸し出しを予定している。独自の文化を積み重ねてきた下北沢の街に新たな表現拠点をつくり出し、同時に街のこれからのオープンスペースのあり方を問う実験的なプロジェクトとなる。

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